2010-01-01から1年間の記事一覧
ヨーロッパでは寒波が続いているようですが、20日の帰国便は予定通りフライト、しかもクリスマスプレゼントなのか、搭乗ゲートでビジネスにアップグレードされてラッキーでした。 今年最後の雑感を。 バルディゼールのSL、1本目のインスペクションです。まだ…
テッド・リゲティがGS3連勝を飾りました。 今日もマイナス11℃ではありましたが、昨日までよりずいぶんと暖かく感じました。 しかし、コースは予想通り全面の氷。 はじっこのネット際、私のスキーの長さ165cmくらいの幅で柔らかい雪がかぶさっているくらいで…
シルバン・ツルブリッケンがダウンヒル初優勝。昨年の1月、キッツビュールSC以来、W-CUP通算2勝目をあげました。第一シード以外からのダウンヒル優勝は珍しいことでもあります。 これからここバルガルディナから車で小一時間、峠を越えてアルタバディアに向…
ミヒャエル・ヴァルヒホッファーが今季2勝目、W-CUP通算17勝目をあげました。 彼はここバルガルディナでDH2勝、2位3回、SG2勝とこのコースを得意としています。ただ、同年でSGとDHの連勝は過去にないので、明日がどうなるか楽しみになってきました。 今日の…
今日の気温もマイナス16℃。 トレーニングラン開始1時間前からコース内で待機しなければならない我々カメラマンにとって寒さとの戦いも重要な仕事です(笑)。 いやいや、昨日、今日の寒さは笑い事ではありません。ほんとに。 スキージャーナルで執筆されてい…
毎年のことながら、ここバルガルディナは「極寒」です。 今日はスタートでマイナス16℃。 9時30分からのインスペクションでは顔マスクやブーツマスクがちらほら見うけられました。 冒頭の写真はだれ?(笑) マスクで「完全武装」したマリオ・シャイバーです…
「戦友」と語らった翌朝、朝焼けのジュネーブからイタリアに向けて車を走らせました。 チューリッヒを通り、スイスとオーストリアの国境を越え、関越トンネルに匹敵する長さのアールベルグトンネルをくぐり、インスブルックを通過、ブレンナー峠を越えて、ア…
快晴のバルディゼール、マルセル・ヒルシャーがスラローム初優勝をとげました。 昨年はGSで、ここバルディゼールで自身ワールドカップ初優勝をとげ、昨日も失敗しながら6位。そして今日の優勝と、コースとの相性バッチリという感じですね。 そしてとりあげず…
リゲティがビーバークリークに続きGS2連勝を飾りました。 今日のバルディゼールは雲一つない快晴で気温も高め。絶好のレース日和になりました。 レースコースは2009世界選手権でお披露目された「Bellevarde」。 急斜面に加えうねりやねじれ、斜面変化の連続…
帰国後に雑感ブログをと思っていたのですが、乗り継ぎのフランクフルトで機体トラブルのため7時間の出発遅れ。暇なので帰国前にアップすることにしました(笑)。 月曜の昼、キッティラ空港に向かうバスの中から町の大きな気温計を見るとマイナス14℃。多分、…
ジャン・バティス・グランジェが見事な復活勝利をあげました。 昨年のビーバークリークGS滑走中の膝靭帯断裂から復帰、一昨年、ここレビでの勝利を2年ぶりに再現してみせました。 しかし、それにしても大波乱の一本目でしたね。 ライヒ、ヘルブストが連続し…
今季最初のSLは、マリス・シールドが逆転で今年3月のガルミッシュ最終戦SLに続き勝利しました。W-CUP通算24勝目です。 2本目はただ一人55秒台で昨年の勝者マリア・リシュの逃げ切りを阻止、3位には地元のプウティアイネンが入りレビの会場は盛り上がりました…
ヘルシンキ空港から1時間10分、キッティラ空港に着きました。 空路、晴れて所々で陸地が見えてもいましたが、到着したレビは重い雲に覆われていました。道路も一面雪で覆われていますが、気温はマイナス1℃。それほど寒くはありません。 ワールドカップ会場の…
昨日の午前中、成田に着きました。 月曜の朝、インスブルック周辺は雨。ミュンヘンに向かう途中でみぞれまじりになりましたが、スムーズに車を走らせることができ、問題なく飛行機に乗れました。 いつも帰国のたびに思うのは、遠い世界で楽しい夢を見てきた…
男子開幕戦の朝は曇天でした。 1本目の終盤から霧がレースコースを這い上がっていき、2本目が始まる頃には一面の銀世界、いや、そうじゃなくホワイトアウト。 13時開始予定の2本目は14時45分まで待ちましたが、濃霧がはれることはなく、結局レースはキャンセ…
2010-11シーズン最初の勝者は、「オリンピアシーガー」ヴィクトリア・レーベンスバーグでした。 バンクーバーでのGS金メダルが記憶に新しいですが、ワールドカップは初勝利。今季はドイツ・ガルミッシュバルテンキルヘンで世界選手権が控えていることもあり…
今朝のセルデンは快晴。 午前中は女子ジュニアチームと明日のレース出場選手のコースオープンを撮ってきました。 ゲレンデにはちらほらと日本人の方がいらしていて、日本語使用機会がワールドカップ中最多の一日でした。(笑) 午後は開幕戦恒例の記者会見。…
今朝のミュンヘンは雨。 セルデンに向けて車を走らせるうちに太陽が顔を出し、紅葉と高峰の白い雪とのコントラストが目を楽しませてくれました。 そして、オーストリアの高速を降りるころには燦々と照りつけて出迎えてくれているようでした。 さあ、今シーズ…
長らくのご無沙汰です。 札幌に来ています。 さすがにまだ雪が降るような気温ではありませんが、ここ数日は上着が必要な日もあります。 さて、いよいよ今月23日に、オーストリア・セルデンで2010-11シーズンのワールドカップが開幕します。 日本チームは今、…
一昨日、日本チームの「展望」を書きました。 それならば、「反省」も書かなければならないと思います。 そのなかのひとつは正直、私としてはあまり触れたくないことです。 過去のことを蒸し返してぐちぐち言ってみたところで、「あのとき」は二度と戻ってく…
4年に一回の大イベントが終わりましたね。 私はサッカーのことはよくわかっていないのですが、優勝国スペインは「世界一美しいサッカー」だそうで、美しいプレーをする国が初めて頂点に立ったことはカメラマンとしても喜ばしいなーと勝手に思っております。…
今週末は4日間、汐留に通いつめました。 ICI石井スポーツさんのカスタムフェア東京会場は、入場客数昨年超えの盛況のうちに今日終わりました。 ポスターやDM、パンフレット「SIGER」に自分が撮影した昨シーズン最終戦の「キューシュの咆哮」を使っていただい…
5月ももう終わり。時が経つのは早いですね。 さて、日本の高速系チームは事実上消滅して、富井剛、滝下靖之、河野克幸らが「最後」の選手となってからもう8年以上が経過します。ダウンヒルのレースに日本人が出場しなくても、もうそれが当たり前のように感じ…
昨年発売したアルペンスキーワールドカップ報道ピクチャーブック「1/100sec.」を今年も発売いたします。 昨年の64ページオールカラーに8ページ増やして72ページオールカラーで価格は据え置き1,260円です。 2009-10シーズンの開幕戦セルデンから最終戦ガルミ…
男子トップチームのチーフコーチが8年務めた HOELLRIGL Georg Antonさんから Christian Leitner(クリスチャン・ライトナー)さんにかわることがオーストリアの「laola」というサイトに紹介されています。 http://www.laola1.at/392+M5a583f5cc98.html ライ…
今日17時30分、皆川賢太郎の「現役続行記者会見」が渋谷、岸記念館3階の記者室で行われました。 SAJの予想を上回るテレビ局と記者の数で、とても窮屈な空間での記者会見となりました。 賢太郎が時間の少し前に姿をみせて話始めたとき、 「現役続行を発表する…
今日、お見舞いに行ってきました。 現状での雪上復帰は10月、レースは12月に復帰の予定だそうです。 大越龍之介は4月7日の野沢温泉カップSLのゴール前で転倒、右ひざ前十字靭帯断裂で12日に手術をうけました。 手術前の靭帯断裂の写真をみせてもらいましたが…
4月1日。東京は寒さもやわらぎ、そろそろ本格的な春の到来。かな?(笑。ここのところ、この時期としてはかなり寒かったですからね) ちまたの話題は「ワールドカップ」といえば南アフリカですが、この時期に私にとってはうれしい記事もあります。 今シーズ…
先週は帰国日の翌日に志賀高原に行き全日本選手権を撮り、そのまま八方尾根に移動、以前からお世話になっている宿の息子さんの小学校卒業式を撮らせていただきました。 一生に一度しかない小学校の卒業式。 この時期、日本全国数えきれないほどの卒業式があ…
朝から快晴の志賀高原ジャイアントスキー場、硬くしまったコースで全日本選手権にふさわしいレースが行われました。 8時45分スタートの男子SL1本目は3番スタートの大越龍之介がコース後半でコースアウト。 大越は写真のところはこんなでしたが、切れのある滑…