アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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リゲティ連勝 W-CUP バルディゼールGS

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リゲティがビーバークリークに続きGS2連勝を飾りました。

今日のバルディゼールは雲一つない快晴で気温も高め。絶好のレース日和になりました。

レースコースは2009世界選手権でお披露目された「Bellevarde」。

急斜面に加えうねりやねじれ、斜面変化の連続に氷のバーンと選手を苦しめる条件がこれでもかと揃った難コースです。

ワールドカップのコースのなかでも、最も難易度の高いコースのひとつと言えるでしょう。

このコースでワールドカップGSは4回の開催となりました。もうすでにワールドカップの名物コースの仲間入りといったところだと私は思います。

実際、コース上で撮影していてもワールドカップのトップ選手が苦労しているのがファインダーをとおしても伝わってきます。気持ちよく雪面を切っていけるターンは極端に少ないだろうなと感じます。

私もテレビや雑誌でワールドカップを見ていた学生の頃は、ワールドカップ選手のマネをしようとがんばってみたものでした。

でもワールドカップのコース内で撮影をするようになってすぐ、その当時の考えはまったく次元の違うものを一生懸命にマネしようとしていたのだと容易に悟ることができました。

なーんだ、ワールドカップの選手も失敗するんだなんて思って見ると大間違い。(笑)

それだけのハードなコースでワールドカップは行われているんだということを写真を通して皆様に理解いただくことが私の使命ですね!まだまだ、がんばります!

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今日はフリースキーヤーのヨン・オルソンもワールドカップ初出場。となりで撮っていたスウェーデン人カメラマンが撮り逃してあわててました。「どうしても必要」とのことで私のをプレゼントしましたが、それだけ有名だということですね。彼のHPは下記です。

http://www.jon-olsson.com/

さて、明日は明と湯浅が出場のスラローム。世界選手権では2人ともにコースアウトしているコースだけにSLも難易度は高いと思いますが、なんとか早いうちに成績を残してほしいですね。皆様も応援よろしくお願いします!

冒頭の写真は名物コースとなりつつあるBellevardeをバックの表彰式です。