アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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セルデン雑感

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昨日の午前中、成田に着きました。

月曜の朝、インスブルック周辺は雨。ミュンヘンに向かう途中でみぞれまじりになりましたが、スムーズに車を走らせることができ、問題なく飛行機に乗れました。

いつも帰国のたびに思うのは、遠い世界で楽しい夢を見てきたような気分になることです。自分は幸せですね。

さて、雑感ブログといきましょう。

と、その前に冒頭の写真は男子GS2本目直前のコース内。霧が深いときは2旗門先は完全に見えなかったのでキャンセルも仕方のないところです。 

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2年間のブランクを感じさせない滑りをみせてくれたカレ・パランダー。ベテランの味を発揮して次のレビでも地元の力を発揮してくれるでしょう。

復帰組では期待の若手、ララ・グット。

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リンゼイ・ボンの独壇場となっている感のある女子ワールドカップですが、スイスのニューヒロインが復帰してきました。やっぱり何気ないポーズが「絵」になる選手はそう多くはありません。ララ・グッドはウインクしているわけではないのですが、タイムを振り返って見ている彼女、そう見えるのはスターの証でしょうか?

開幕戦といえば、今季のニューウエア「お披露目」です!

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アメリカチームは同じスパイダーでも、リンゼイはこんなで、ジュリア・マンクーゾは少しクモの糸が太いバージョンです。

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今季、大幅にイメージが変わったのはオーストリアチームのオーバーウエア。 

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ずっと赤と白のカラーを採用していましたが、今季は赤の補色で緑。エメラルドグリーンと言ったほうがいいかもしれません。チーム自体、変革のときなのかもしれませんね。

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対してスイスチームはコーチの黒ベースに対し、選手はグレーとモノトーンカラーで渋く決めてきました。カルロ・ヤンカを中心にアルペン大国復活を着々と進めているスイス、彼に続く選手の登場も望まれるところでしょう。(写真はマーク・ベルトー)

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そして、我が日本男子チームのヘッドコーチ、クリスチャン・ライトナー(右)とアシスタント・コーチのミヒャエル・シュタイナー。新たなコーチ陣で望む今シーズンの日本チームは大いに期待できると私は思います。

コース内では初めて見るものもありました。それがこれ。

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宝探しをしているわけではありません。コース上雪面に計測器を埋めておそらく雪質でしょう、数値を採取していました。怪我防止の研究に使われるようです。また同じ場面に立ち会ったら詳しく聞いてみたいと思います。

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土曜の夕方はセルデンの町で開幕戦恒例のファンクラブパレードが行われます。日本人選手のファンクラブがこのパレードで堂々と町を練り歩く日が来るのを私は密かに期待しています。(写真はマリア・リシュのファンクラブ)

近い将来、そんな日が来るといいですね。