アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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雪上復帰近し 大越龍之介

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長らくのご無沙汰です。

札幌に来ています。

さすがにまだ雪が降るような気温ではありませんが、ここ数日は上着が必要な日もあります。

さて、いよいよ今月23日に、オーストリア・セルデンで2010-11シーズンのワールドカップが開幕します。

日本チームは今、そのオーストリアで雪上トレーニングに励んでいるようですが、ここ札幌でも怪我からの早期復帰をめざす大越龍之介がトレーニングに励んでいます。

今日は私が泊まっているホテルからほど近いジムで、相変わらずの明るい笑顔をみせてくれました。

しかし、みっちり2時間、専属トレーナーをつけたインターバルなしのサーキットトレーニングで笑顔だったのも1セット目だけ。

「心肺機能も鍛える目的ではあるけれど、それを超えて精神力の鍛錬になってます」と大越。

トレーナーで鍼灸師でもある工藤貴彦さんによると、けがによって逆にみっちり地道なトレーニングに取り組んでいることにより、今季は今までよりさらに大きく成長した大越龍之介が見れるのではないかと期待しているとのことでした。

本人はひざの痛みはまったくないそうですが、まだ医者から止められていることもあり、長い時間のランニングなどは控えているとのこと。ただ、近日に何をしてもオッケーの判断が下れば、今月いっぱいは休みなく、今以上のハードなトレーニングが待ち構えているそうです。

そう、大越龍之介は来月早々には渡欧し雪上に立つ予定です。

滑ってみないとひざがどう反応するかはわかりませんが、私は半年にわたる地道なトレーニングが助けてくれると信じたいと思います。

佐々木明湯浅直樹に次ぐ第三の男、大越龍之介に、今季も、多いに期待してください。

冒頭の写真はまだ余裕のあるサーキットトレーニング1セット目、おどけた笑顔をみせる大越龍之介