アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

スポンサーリンク

リゲティ3連勝 W-CUP アルタバディアGS

スポンサーリンク

f:id:shinfotograf:20181206140135j:plain

テッド・リゲティがGS3連勝を飾りました。

今日もマイナス11℃ではありましたが、昨日までよりずいぶんと暖かく感じました。

しかし、コースは予想通り全面の氷。

はじっこのネット際、私のスキーの長さ165cmくらいの幅で柔らかい雪がかぶさっているくらいでした。

もちろん、そこを慎重に降りていくのですが、所々でそんなお助けの柔らかい雪もないところがあります。

そんなときは「男ならーーー」と心の中で歌って(「あしたのジョー」より笑)、意を決してなんとかエッジをかませようとしながら降りていきます。

今年もなんとか無事に転ばずに下まで降りてこれました。一応、自分の名誉?のために書いておきますが、SAJ1級は持ってます。(笑)まあ、そんなものはここアルタバディア、グラン・リサでは役に立ちませんがね。

f:id:shinfotograf:20181206140222j:plain

昨日に続き、今日も大きなゼッケンから上位進出を果たした選手が多かったです。

やっぱり23番スタートとはいえ、アンドレイ・バンクの5位は素晴らしいと思います。キッツビュールのダウンヒルでゴールエリアで転倒して脚を骨折してから見事に復活してきました。今季は全種目にわたって出場し、技術系種目で活躍をみせています。バンクーバーオリンピックSL11位が記憶に新しいですね。

f:id:shinfotograf:20181206140305j:plain

そして62番から11位のノルウェーのクリスチャン、2本目、私の見ている箇所ではスムーズなライン取りでポールを抜けていきました。スヴィンダル、ヤンスルに続く選手の登場かもしれません。写真は2本目のインスペクションです。

f:id:shinfotograf:20181206140337j:plain

ほかにも5選手が40番スタート以降から30位以内に入りワールドカップポイントを獲得しました。実力伯仲の闘い、撮るほうもエキサイティングです。

次のGSは年明けのアデルボーデン。こちらも難コースが待ち構えています。リゲティの連勝がどこまで伸びるか、楽しみですね。

今日は1本目、スタートで撮っていましたが、イタリアのお友達カメラマンと写真をトレードすることにして、冒頭のリゲティの写真をいただきました。私が彼にあげた写真は下のです。

f:id:shinfotograf:20181206140455j:plain

スタート撮影のときはこんな距離間で撮ってます。

f:id:shinfotograf:20181206140528j:plain

写真は今回はゴールして成績を残したボディ・ミラー15位。

 

一方、FISのHPによると、日本チームは昨晩、マドンナ・ディ・カンピリオのナイトレース、ヨーロッパカップSLに出場、優勝はパトリック・ターラー(イタリア)。明が18位、湯浅20位、勳人は2本目に進めず、大越は出場していません。

それではこれから、チューリッヒに向けて5時間ほどのドライブ。明日の便で帰国します。また帰国後の雑感ブログで。ちゃお!