アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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クロンプラッツ到着

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コルティナから車で1時間ちょっと、クロンプラッツに着きました。

レースコース(左)の横のコースではポールをはってトレーニングしていました。

コルティナと同様、W杯でクロンプラッツに来るのは初めて。過去にはヨーロッパカップで2010年に来ています。

www.alpineskiphotography.com

もう14年前なんですね、ジャスティン・ムリジエ18歳の写真も載ってます笑。

クロンプラッツはW杯開催は2017年から。

初代女王はフェデリカ・ブリニョーネで、2018年ビクトリア・レーベンスブルグ、2019年はミカエラ・シフリン、2021年テッサ・ウオーリー、2022年サラ・ヘクター、そして昨年がシフリンです。

今年はそのシフリンが金曜コルティナDHの左脚怪我で欠場。さらにペトラ・ブルフォバも母国スロバキアのヤスナのGSで右膝前十字靭帯断裂の怪我を負っています。

現在、女子GSは7戦を消化して種目別トップは昨日のコルティナSG勝者、ララ・グート・ベラミ。

25ポイント差でフェデリカ・ブリニョーネが追っていて、4位のサラ・ヘクターがララと113ポイント差です。

5位のカナダ、バレリエ・グレニアーも昨日のSGで肩を負傷しましたので、3位シフリン、6位ブルフォバを含め、ランキング上位6人のうち、半分の3人が欠場という異常事態です。

もうこれ以上怪我人が出ないことを祈るのみですが、先ほど、「安全上の理由」で今週末開催予定だったガルミッシュ・パルテンキルヒェンの女子滑降とSGが中止と発表されました。

昨日まで男子SGが2レース行われましたが、気温上昇により、コース状況が女子には危険との判断だそうです。

同様に今週末の男子シャモニDH2戦も1月21日にスノーコントロールは開催OKが出たものの、6日後の27日にキャンセルが決定し、日曜のSLのみが行われることになりました。遅いビブ番号の選手には不利な条件かもしれません。

なお、この男女計4戦の同日程での代替え開催はありません。来月以降のいずれかの開催地でのレースに「くっつけて」の代替レースも今のところ発表はありません。(おそらくですが、今後のスケジュールを見ても代替開催できそうな会場はありませんので、このまま男子DH2戦はなくなるでしょう。女子はクビットフィエールに代替開催の可能性はあるかと思います)

クロンプラッツ(セント・ビジリオ・ディ・マレッベ)は明日、快晴予報。

明日はアルプチンブラFISチルドレンカップ(2月2、3日フォルガリア)に出場する選手4人とスタッフの方が観戦に来られるそうなので、お会いできるのを楽しみにしています。