アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヴァルヒホッファー勝利 W-CUP ヴァル・ガルディナSG

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ミヒャエル・ヴァルヒホッファーが今季2勝目、W-CUP通算17勝目をあげました。

彼はここバルガルディナでDH2勝、2位3回、SG2勝とこのコースを得意としています。ただ、同年でSGとDHの連勝は過去にないので、明日がどうなるか楽しみになってきました。

今日の気温はマイナス13℃。昨日とは3℃の違いですが、少し暖かく感じました。それもそのはず、レース序盤から小雪が舞い始め、30番を過ぎるころには視界に少し影響が出るほどの降りになりました。

降雪のときはいくぶん寒さも和らぎますよね。ちょっと今日は寒さに一息つけた感じです。まあ、それでもマイナス13℃。人間の慣れって恐ろしいですね(笑)。 

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2位はワールドカップ初のポディウム、ドイツのステファン・ケプラー。わかりやすく言えば湯浅と同い年です。

初の表彰台、おめでとうございます。今季は2月にドイツ・ガルミッシュパルテンキルヘンで世界選手権を控えているので、これでノイロイターとともに地元の期待も高まるでしょう。

3位にはエリック・ゲイ、4位にライヒが入りました。ここまでが1秒以内。5位のロメッド・バウマン以降はヴァルヒホッファーから1秒以上の差がついてしまいました。キューシュが1秒60離され、ボディ・ミラーが2秒10遅れで16位。

スーパーGはいつも僅差な争いだけに、今日は少し、上位陣の差がついてしまうレースでした。

それだけヴァルヒホッファーが完璧だったのかもしれませんね。

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写真はインスペクション中のベンヤミン・ライヒ。今日の4位で総合2位につけました。今日はベテランらしい滑りをみせ、存在感を誇示。

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写真はインスペクション中のケプラー。ドイツのウエア、今季のボグナーは遠くからでも目立ちます。

明日は、巨大な岩山、サスロングが見つめるダウンヒル

天気予報は曇り時々晴れ。朝のうち降雪があるかもしれないとのこと。いまプレスセンターでこれを書いているあいだに雪は止みました。明日も寒さと闘いながら、がんばりまーす!

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