アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ツルブリッケン 滑降初優勝 W-CUP バルガルディナDH

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シルバン・ツルブリッケンがダウンヒル初優勝。昨年の1月、キッツビュールSC以来、W-CUP通算2勝目をあげました。第一シード以外からのダウンヒル優勝は珍しいことでもあります。

これからここバルガルディナから車で小一時間、峠を越えてアルタバディアに向かいます。

この続きはアルタバディアのプレスセンターに着いてから。ちゃお!

無事、アルタバディアに着きました。

峠道はびっしり昨日の雪が残って、みな安全運転。車間距離だけに注意して1時間、暗くなる前になんとかたどりつきました。 

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後ろ姿のアウディはスイスチームカーです。

優勝したシルバンに続き2位に入ったのはロメッド・バウマン。こちらも第一シード外からのポディウムでした。

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そして6位には49番スタートからFAYED Guillermo(フランス)が入り、53番スタート、昨日のヒーロー、ステファン・ケプラーもしっかり10位に入りました。

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今日のレースは50番台から30位以内が4人。

コースはエッジがかからないほど氷だったことで、後半の選手にもチャンスがあり、それを活かせた選手が上位進出できたと言えるでしょう。

ワールドカップ選手は実力伯仲のなかで闘っているのだということを改めて感じることができました。

次のダウンヒルはクリスマスあけのボルミオ。ここも例年氷のバーンなので、ニューカマーが登場するかもしれませんね。

さて、明日はここアルタバディア、「グランリサ」でGiant Slalomです。残念ながら日本からは誰も出場しませんが、連勝中のテッド・リゲティと昨年の勝者、マッシミリアーノ・ブラルドーネの2人を中心とした優勝争いをJ sportsでお楽しみください!(宣伝じゃーないですよ笑)。

 

昨日のナイター、ポッツァ・ディ・ファッサのヨーロッパカップSLは明が11位、湯浅13位、大越と勳人は2本目に進めずでした。今晩もマドンナ・ディ・カンピリオでナイターSLです!

今日もマイナス15℃。確かに寒かったですが、ここ数日でだいぶ慣れちゃいました。まわりの外国人カメラマンも帽子にフード、ダウンジャケットと「完全防備」で手をふりふり、足をバタバタさせてたので、ほんとに寒いのは確かです(笑)。

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写真は今日のインスペクションのしんがり、クリストフ・インナーホファーとバルガルディナ景。

明日は、寒さというより、氷の急斜面との闘いです!ひえーーーー!(笑)