アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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極寒のトレーニングラン W-CUP バルガルディナDH

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毎年のことながら、ここバルガルディナは「極寒」です。

今日はスタートでマイナス16℃。

9時30分からのインスペクションでは顔マスクやブーツマスクがちらほら見うけられました。

冒頭の写真はだれ?(笑)

マスクで「完全武装」したマリオ・シャイバーです。

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去年も極寒のなか、ジャケット1枚にワンピース姿だったクラウス・クローウェル。さすがに今日はダウンジャケットにブーツマスクをしてました。今日のタイムは2位。

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そのインスペクションの最後のほうに現れたキューシュは、コース上にいたオーストリアのコーチが視界のジャマになったのでしょう、丁寧にどいてもらうようにお願いし、入念にラインを確認していました。

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写真は両手でラインを確認するキューシュ。今日はラップタイムでした。

ここバルガルディナはスタートハウス内での撮影が許される数少ないワールドカップ会場のひとつです。(まあ、それでも本ちゃんのときはだめだと思いますが)

レーニングランとはいえ、スタートハウス内は緊張感が充満して、撮る側にもその「ぴりぴり感」がひしひしと伝わってきます。DHは一瞬の油断が大ケガのもと。ゴールエリアでしっかり止まるまで気が抜けません。

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写真はスタートハウス内で集中するヴァルヒホッファー。キューシュ、クローウェルに続き、3位のタイムでした。

そして、ベテラン揃いの今日の上位陣のしめは4位のパトリック・イエルビン。スタートハウス内はこちらも気合い入れて撮らないと圧倒されそうです。

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明日もトレーニングランですが、またまた寒そうです。手をぐるぐるまわし、足踏みバタバタしながら明日もがんばります!(笑)

 

今日のオベルエッゲンのヨーロッパカップSLはFISのHPによると、アンドレ・ミューラーが優勝。湯浅が21位、明が24位、大越1本目途中棄権、勳人1本目旗門不通過でした。