僅差の戦いは結局、1本目3位につけたミカエラ・シフリンが2本目、ただ一人、1分を切る59秒82のスーパーラップで地元スウェーデンのアンナ・スベン・ラルソンを逆転し勝利しました。
これで2013シュラトミング、2015ビーバークリーク、2017サンモリッツに続いて世界選手権SL4連覇、今大会SGに続き2つ目の金メダル、GS銅と合わせて3つ目のメダル獲得です。
2本目のゴールではどの選手も疲労困憊。
シフリンも立ち上がるまでに時間を要しました。
1本目、ラップのAC金メダリスト、ウェンディー・ホルドナーはコース前半で大きなミスをして17位に沈み、自身4つ目(チーム戦含む)の世界選手権メダル獲得はなりませんでした。
地元スウェーデンのアンナ・スベン・ラルソンは自身初の銀メダル。記者会見の冒頭、「夢がかなった」と喜びを語りました。
そしてスウェーデンに今大会初のメダルをもたらしました。おめでとうございます!
これで今大会の女子競技は全て終了。
滑降はイルカ・ステューヘック、SGとSLはミカエラ・シフリン、GSはペトラ・ブルホバ、ACはウェンディー・ホルドナーが金メダルを獲得しました。
この後、19日にストックホルムでのシティーイベントを挟んですぐ、来週末のクランモンタナのDHとACからW杯が再開されます。
さあ、明日は大会最終日、男子SLです。
おそらくですが、日本人男子が一人も出場しない世界選手権SLは史上初めてのことではないでしょうか。
マルセル・ヒルシャーのSL連覇なるか、GS金メダルのクリストッファーセンが立ちはだかるか、新星クレモン・ノエルはメダル獲得なるか、注目です。