アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ミカエラ・シフリン二冠なるか クーシュベル・メリベル世界選手権 女子SL

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女子のレース最終日、メリベルでのSLは1番スタートのGS金メダリスト、ミカエラ・シフリンがトップタイム。

2番手に+0.19秒でウェンディ・ホルドナー、そして3番手に18番スタートのカナダ、ローレンス・サンジェルマンで+0.61秒です。

過去のW杯最高位は2019年サンモリッツPSL5位。世界選手権は前々回オーレSLで6位、北京オリンピックSL17位の成績です。

自身初の表彰台なるか?注目です。

43番スタートの安藤麻はシフリンから+2.50秒で31位。0.05秒及ばず30位以内に入れませんでした。

2本目はテレビ的には、勝負が決し、ゴールエリアで3人が祝福を受け、それが終わってからのスタートとなりますが、緊張感を切らすことなく、集中して滑って欲しいと思います。

2本目はこの後、13時30分スタートです!

私の期待は現実になりました。

2本目、28番スタートのロウレンスはゴール時点でトップタイム。

自らの力でメダルを確定させました。

写真はそれを祝福するチームメイトとロウレンス。

そして、ホルドナーがコースアウト、シフリンも降りてくるにつれリードを失い、結局、ロウレンスがシフリンに合計で0.57秒もの差をつけて初の表彰台中央に立ちました。

W杯、世界選手権、オリンピックを通じて初の優勝。

2023年2月18日は28歳の彼女の、夢がかなった一日となりました。

シフリンは今回、北京オリンピックの悪夢を払拭し、金1、銀2個のメダル。

銅のレナ・デュエールは自身初の世界選手権メダル獲得です。

安藤麻は28位。

ゴール後も自分の滑りに納得いっていない様子でした。

この後は一旦帰国、その後は3月のW杯オーレに出場予定です。

また、今日はクーシュベルで男子SL予選が行われ、3番スタートの加藤聖五は2位で予選通過。

明日は小山陽平と加藤聖五の2人が男子SLに出場します!