ミカエラ・シフリンが前回シュラトミングに続き2大会連続で金メダル、昨日のテッドに続き連日アメリカを沸かせました。
今日も快晴のビーバークリーク、コースは硬くしまりコンディションは良好でした。
1本目で2位のフリーダ・ハンスドッターを0.40秒はなしたシフリン、2本目は猛追を受けた形となりましたが逃げ切って自身2度目の世界選手権金メダルとなりました。
オリンピックでも金でしたので、これで2013シュラトミング世界選手権から「ビックゲーム」3連勝となりました。
銀はフリーダ・ハンスドッター、前回世界選手権銅に続き2個目のメダル、銅は2007オーレ世界選手権の金メダリスト、サーカ・ストラチョバ(旧姓ザブロフスカ)でした。
今日は2本目はゴールエリアで撮影していましたが、シフリンは勝利が決まっても「ノーアクション」で「喜びの絵」は撮れずにつまんなーい!って感じでした。
彼女がその全身いっぱいで喜びを表現するのはこの先、どんなときなんでしょうかね。
冒頭の写真は表彰後にカメラマン達のリクエストにこたえてポースを決めようとするものの、掲げた星条旗が風にあおられるシフリン。
長谷川絵美は1本目2.58秒遅れの24位につけ、2本目に順位をあげ、世界選手権、ワールドカップを通じ自身最高位18位となりました。
レースを終えて少し話しができましたが、このあとはスロベニアのマリボルW-CUPに出場し、そのあとはファーイーストカップにも出場するとのこと。
「とりあえず、日本への『おみやげ』はなんとかできました」と語ってくれました。
これでおそらく、アトミックからはさらにいいスキーを提供してもらえるでしょう。一歩、一歩、前進あるのみです!!
今日で女子の世界選手権はすべて終了。
クライマックスは地元シフリンの金でめでたし、めでたしとなりました。
明日は大会ラストを飾る男子SL。
ヒルシャー、ノイロイター、クリストッファーセン、コロシロフの戦いに湯浅直樹が食い込めるか?
コースは一昨日からインジェクションを注入した箇所を囲って保護していますので、エッジのかからないツルツルな部分も多々ありそうな、好コンディション下での戦いになるでしょう。
スタートは日本時間で明日の夜中2時15分です!
最後の写真は2本目のゴールに向かって疾走するシフリン。マルコ・トラパッティさん撮影です。