アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

スポンサーリンク

相原史郎44位 アレクサンダー・スティーン・オルセン初優勝 W-CUPパリセーズタホ

スポンサーリンク

日本時間27日早朝、アメリカのパリセーズタホで行われたSL第9戦は、20番スタートのノルウェー、アレクサンダー・スティーン・オルセンが1本目12位から逆転で勝利。

55番スタートの相原史郎は1本目44位、トップのノエルから+3.08秒で2本目に進めずでした。写真はガブリエルさん撮影です。

なお、小山陽平は世界選手権から帰国して出場していません。3月2、3日菅平FECに出場予定です。

アレクサンダー・スティーン・オルセンは昨年3月ジュニア世界選手権GS・SLのチャンピオンで2001年生まれの21歳、相原史郎の「一学年下」になります。

www.alpineskiphotography.com

今季開幕戦セルデンでも注目の若手として紹介しましたが、W杯に本格的に参戦してから2シーズン目、SL16戦目での初優勝です。

2位には同じノルウェーのティモン・ハウゲン、そして3位は初の表彰台アルベルト・ポポブとクレモン・ノエルでした。

これでW杯男子SLは最終戦を残すのみとなり、ここまで9戦、3勝以上がいないという本命不在の展開で、種目別王者はブラッテンとクリストッファーセンのノルウェー同僚の争いとなりそうです。

(ブラッテン、クリストッファーセン、ユールがそれぞれ2勝、ゼンハウゼン、ノエル1勝)

今季W杯スタンディング上位25人が出場できる最終戦ですが、ノルウェーからは5人出場。(

マグラスは怪我のため欠場)

今や、スイスの4人、オーストリアの4人を上回る男子SL大国となりました。

 

日本チームは、相原史郎が9戦出場で2本目進出はならず。

また、小山陽平が8戦出場しましたが、1月ガルミッシュでの25位が唯一の成績に終わりました。

今季、日本人選手が出場するW杯は残り、男子クラニスカ・ゴラGS2戦に加藤聖五と若月隼太、女子オーレSLに安藤麻の3戦のみとなりました。

明日からは菅平でファーイーストカップの最終シリーズが行われます。

小山陽平、加藤聖五、佐々木明、日本のトップ選手らが出場します。お時間のある方はぜひご観戦ください。28、1日が男女GS、2、3日が男女SLです。