アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヘンリック・クリストッファーセン勝利でノルウェーなウェンゲン

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2本目は大粒の降雪となったウェンゲンSL、1本目2位のヘンリック・クリストッファーセンが地元スイスのロイック・メイラッドを逆転し、ウェンゲン3勝目、ワールドカップ通算30勝目をあげました。

例年、スキーをはくのをあきらめ、アイゼンをつけてコース端を歩くほどの氷結のコースですが、今朝も気温4℃で暖かく、怖さをまったく感じることなくスキーで横滑りできました。

前走がすべる間にはハンス・ピーレンさんがホースで水巻き。

それでも第一シードの後半には雪面に溝が刻まれていきました。

ヘンリックは今日の勝利でレッドビブを奪取。後輩のルッカス・ブラッテンに10ポイント差でSL種目別トップに立ちました。

3位はそのルッカス・ブラッテン。ここまで2勝はヘンリックに一歩も引かず互角の成績です。

今月はあと2戦、ノルウェーの6歳違いの2人の争いも面白いところです。

SGとDH、そして今日のSLと今年のウェンゲンは全てノルウェーチームが勝利して終わり、地元スイスは全て2位で後塵を拝しました。

1本目トップタイムは地元スイスのロイック・メイラッド。

ワールドカップSL初勝利をウェンゲンで飾るかと会場では期待がかかりましたが、クリストッファーセンに0.20秒及びませんでした。

38番スタートの小山陽平は私の撮っていた横で横倒しになりコースアウト。

雪面が荒れ、30人がコースアウトするサバイバルとなったレースで、ゴールさえすればチャンスがあるかと思いましたが、残念な結果に終わりました。また来週のキッツビュールで期待したいと思います。

64番スタートの相原史郎は+7.86秒の39位で2本目に進めず。

自身初めてのウェンゲンはどう感じたでしょう。

写真はドイツのアントン・トレメルと談笑する相原史郎。

昨シーズンからワールドカップは9戦目の出場です。だいぶ雰囲気にも慣れてきたことでしょう。来週は自身W-CUP初出場を果たしたキッツビュールです。

私は明日朝、キッツビュールに移動します!

追記:ポッツァ・ディ・ファッサで行われたヨーロッパカップSL2戦目、今日は安藤麻が3位表彰台。ヨーロッパカップ自身最高位更新、FISポイントも2日連続で更新です!