アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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クレモン・ノエル シュラトミング初制覇

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クレモン・ノエルが2021年12月バルディゼール以来、久々の勝利を飾りました。

シュラトミングは初勝利、W杯通算10勝目です。

1本目は1番スタートのヘンリック・クリストッファーセンがトップでしたが、2本目で失敗、11位に沈みました。

1本目2位のマヌエル・フェラーは、2本目ゴールしたものの4位。それでも日曜の悪夢を払拭して一歩前進と言えるでしょう。

2位には久々2021年3月以来のポディウム、ラモン・ゼンハウゼン、3位はまたまたルッカス・ブラッテン、3戦連続の3位でした。

そのブラッテン、表彰式前の「場つなぎ」に場内DJのリクエストで軽くダンスを披露。

ノリノリで音楽に合わせて踊ってましたが、私のようなおじさんには世代の違いを感じさせる一コマでした。笑

この3戦連続の3位表彰台で先輩クリストッファーセンから日曜日のキッツビュールで奪い返したレッドビブを守りました。

63番スタートの相原史郎はクリストッファーセンから+4.83秒の42位で2本目に進めず。30位が+4.00秒と比較的タイム差があっても残れるチャンスがあるレースでしたが残念でした。

写真は、インスペクションで私を見つけてくれて、「今日はやりますよ!」とでも言うようにポーズをしてくれた史郎。

彼はこの後、阿寒のファー・イースト・カップSLに出場後、トンボ帰りで欧州に戻り、2月4日のシャモニSLに出場予定。阿寒で狙うは前のブログで記述した世界選手権出場選考「基準4」のFISポイント23点以内です。

安藤麻ヨーロッパカップSL3位で世界選手権参戦基準クリア - アルペンスキー撮影記

 

38番スタートの小山陽平はゴールから見える斜面に出る前のコース前半部分の中斜面でポールをまたいでコースアウト。苦しい戦いが続きます。

次戦2月4日シャモニまでは少し心と身体を休めて、リラックスする時間を持ってほしいなと思います。

私は明日のナイトGSは撮らずにミュンヘンに向かいます。

日本で少し休んで、またシャモニから「参戦」します!