今日もインナーフォッファーがラップを奪いました。
SGの翌日から男女ともにDHトレーニングラン開始で、今回はじめてカンダハーコースの頂上まで行ってスタートを撮ってきました。それが冒頭の写真。
一応インナーフォッファーが滑ってますが、写真自体が小さくてよくわかりませんね、すいません。ガルミッシュ・パルテンキルヘンの町を眼下にのぞみながらのスタートです。
クリストフ、前のブログを見返してみると今季はけっこう登場してました。バルガルディナやウェンゲンのトレーニングランでラップをとってます。彼曰く、「僕は練習チャンピオン」だそうです(笑)。
SGに続いて2個目の金メダルもありそうですね。
女子もスタートを撮影。男子から150mくらい下がったところからスタートです。
今日はなんと、33番スタートのノルウェー,Sejersted Lotte Smisethが2位のジュリア・マンクーゾに0.59秒つけてラップ。どなたかノルウェー人の名前の読み方に自信のある方は、彼女の日本語カタカナ表記を教えてください。
ちょうど彼女の1人あとまで撮ってたのでお顔はこんな感じです。一昨日のSGはコースアウトしていましたが、クランモンタナで行われたジュニア世界選手権でDHチャンピオンとなってガルミッシュに乗り込んできた19歳です。
リンゼイ・ボンはウエア着用で出場。抗議のつもりなのか、ちょっと休憩がてらなのか、昨日のトレーニングランも滑っていないので、明日のSCに出るためには今日スタートバーを切っておく必要がありました。
彼女は初日のSGのときに、コースがicyでバンピーだから、レースをやるべきではなかったとまで言って、大会運営側に抗議の意を示しました。
2月8日のコメントにも書きましたが、他の選手は確かにvery icyだが、世界選手権で滑る以上、これくらいは当然という意見が多かったです。
でも、ごらんのように深刻な表情ではありませんでしたので、日曜のDHには出てくれるかもしれませんね。
今朝、スイス女子チームのコーチとリフトに乗り合わせたので、「女子コースについてどう思う?危険か?」と聞いたら、
「いや、危険というほどではない。女子は総じてもう少しだけ勇気が必要だ。もうちょっと勇気をもって滑ればスキーがキョロキョロすることはない。」というお返事でした。そして、
「たとえば、キッツビュールだったら出るほうもそれなりの覚悟を持って出場するが、ここガルミッシュのコースの硬さが予想を越えていただけ。だから普段のワールドカップよりさらに勇気を持って臨むことだ」ということまで話してくれました。ありがたいお話でした。さすが、オーストリアと並ぶアルペンスキー王国のコーチですね。
確かにキッツビュールでコースが硬くて危ないなんて言っていたら、じゃあ、出なくていいよと言われて終わりですね。
明日は女子SCですが、天気予報が雨&雪。キャンセル濃厚です。ちょっと明日は予定より早めの休養日になるかもしれません。
最後の写真は女子スタートに綺麗に吊るされていたビブ。スタートで自分のを取る方式だと、なくすことなくていいですね。