アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ディディエ・キューシュ種目別優勝!

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ディディエ・キューシュの2年連続ダウンヒル種目別優勝が決まりました。

あっけない幕切れは、今日のトレーニングランのキャンセルによってもたらされました。

今朝のボルミオは雪。お昼近くなって晴れていい天気になりましたが、降雪の影響でトレーニングランはキャンセルとなり、明日のダウンヒルもキャンセル。最終戦のレースがなくなり、現状トップのディディエ・キューシュが種目別優勝を手にしました。

ダウンヒルは1回は必ずトレーニングランが義務つけられているので、仕方がないところですが、スケジュールを無理に調整してなんとかレースをやる方向で動かなかったのは、先日のクヴィットフェルでの事故のせいもあるでしょう。

現場の空気は、キューシュの種目別優勝なら誰も文句ないでしょ。って感じです。

 

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写真はスタート近くでくつろぐ、クラウス・クローウェル(左)とゲオルグ・シュトライトベルガー(右)。

 

昨日はクラニスカ・ゴラから移動してきましたが、なんと!車で8時間!へとへとになりました。

イタリアのワールドカップ会場はどこも高速道路のインターから遠いのですが、ここボルミオはとっても、とっても遠く、まさに「地の果て」でした。

はてしなく続く山道に辟易しながら、朝の9時まえにクラニスカ・ゴラを出発して夕方5時すぎまで車を走らせて、一番最初にヨーロッパに来たときのことを思い出しました。

最初に来たときは右も左もわからず、3時間で着く距離を9時間車を走らせたこともありました。道に迷いまくって冬期閉鎖の道を登って、山の上の閉鎖ゲートの前でがっくりしたこともありました。

まー何事も経験ですね。

明日は女子のみダウンヒルが行われる予定です。(女子は10日にトレーニングを消化済み)