曇天のキッツビュール、滑降トレーニングラン2回目が行われ、フランスのニルス・アレグレが1分56秒11でトップタイムでした。
曇ってしまうと撮影場所を決めるのに苦労するのがキッツビュールなのですが、今日はマウスファーレを飛んで着地、コンプレッション、右に大きくターンした後のシュタイルハングに入ってくるエキサイティングなターンを撮りました。
ベテラン、クリストフ・インナーホッファーもアグレッシブなターンを見せ、+0.05秒の3位です。
このハーネンカムを得意とし、3年連続を含む4度のシュトライフ制覇を果たしているディディエ・キューシュの息子さん、レミ・キューシュは、ヨーロッパカップでの好成績をかわれW杯トレーニングラン初出場でしたが、(昨日は56位)
シュタイルハングに入ってくる前のターンでおそらく膝の靭帯を痛めたと思われ、このあとうずくまり、ヘリで運ばれていきました。
タイムが良ければ、金曜、土曜のレースにも出場できたかもしれない23歳。
「キューシュ」の名前はとてつもなく重いでしょう、でもまた来季、ピステで撮らせてもらえる機会があるといいなと思います。