またまたケティル・ヤンスルがラップを奪いました。
晴天のキッツビュール、世界最怖コース、その名はシュトライフで第二回トレーニングランが行われました。
2位には一昨日、転倒したクリストフ・インナーホッファー、3位に同着でマティアス・マイヤーとディディエ・デファーゴでした。
そして0.67秒遅れの6位にはボディ・ミラー。今日は2回目のトレーニングランということもあるのか、インスペクションはしていませんでした。笑
今日の撮影ポイントは「ツイールシュース」。ハウスベルクカンテでスキーをバンバンに叩かれながらなんとか降りてきて、直滑降のクローチングに入る前の箇所です。
ケティル・ヤンスルはここで大きく左脚があがり、あわや転倒かと思われましたが、着地と同時に態勢をたてなおしラップを奪いました。
ほんとに、ほんとに、すごいです。
昨晩はキッツビュールの映画館で9割方できあがった英語版の「STREIF」を鑑賞。
STREIF
あらためて、このシュトライフの恐ろしさ、怖さ、このレースのスタート台に立つ凄さを感じました。来冬にはインターナショナル版がDVDで発売される予定とのことですので、ぜひ皆様もご覧ください。
その映画の影響もあって、今日、コース内に入るには勇気が必要でしたが、フォトアームバンドを渡してくれるおっちゃんに脅かされていたほどではなく、インスペクションを撮ることができ、撮影ポジションまでも無事にたどり着けました。もちろん、急斜面はすべて迂回コースを通っていますけどね。笑
明日はSGとコンビ(SG・SL1本)が行われます。天気予報があまりよくないので、ちょっと心配ですが、無事の開催を祈ります!
最後の写真はゴール近くから撮っていたGiovaniのショット。冒頭の写真と同じ場面。