アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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キューシュ3連覇成る W-CUPキッツビュールDH

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もうこれぞ絵にかいたような、見事な、見事な素晴らしいレースでした。

ディディエ・キューシュが自身最後のハーネンカムレースを見事3連覇で飾りました。

3連覇に加え、シュトライフを制したのは5度目。それで冒頭の写真は「5」と手を開いています。

これって、日本的に言うと勝ち逃げですよね。来年も出なきゃいけなんだよー!ディディエ!って言ってもだめでしょうね。笑

ほんとうに最後のハーネンカムで素晴らしいレースをどうもありがとう!ディディエ!(下の写真はラップを確認してバンザイ! ジオ撮影です)

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今朝のキッツビュールは晴れ間も見えるくらいでしたが、10時頃から雪が降り始め、スタート位置もシュタイルハングを過ぎて廊下の緩斜面が終わったところからと大幅に下げられました。ほぼスーパーGのスタートと同じ位置です。

そのため、キューシュから1秒以内につけたのは22人。僅差の戦いとなりました。

それでも勝ってしまうんですから、神様が味方してくれたのかも。いや、彼の実力ですね。引退はほんとに惜しいです。

これでDH種目別優勝も十分射程に捉えました。レッドビブの後輩ベアトに23ポイント差です。

キューシュはコンビSLには出ないので(もちろんスペシャルSLも)、このあと彼のレースを撮らせてもらえる機会はそう多くはありません。最終戦、シュラトミングまで大切に、しっかり彼を撮りたいと思います。

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地元オーストリアの2人、バウマンとクローウェルを両脇に従えての表彰。大粒の雪が祝福しているようでした。

さあ、明日はSL。

湯浅のことはみなさん、ご心配でしょうが、「彼らしい」とお考えいただき、はらはらと心配しながら見守ってください。日本からの応援どうぞよろしくお願いいたします。

そして、残すは4レース(最終戦のぞく)となった今季SL。明は相性の良くないコースですが、そんなことは言っていられません。明日はなんとしても2本目に残ってほしいですね。