1月28日にチェコのスピンドレルフムリンで行われたW杯女子SL第8戦、44番スタートの安藤麻はミカエラ・シフリンに+2.69秒の29位で2本目に進み、その2本目では10位のタイムで順位を上げ、23位。今季初のワールドカップポイントを獲得しました。
写真はゴールで喜ぶ安藤麻、ピエール・マルコ・タッカさんの撮影です。
ミカエラ・シフリンは85勝目をあげ、ステンマルクの金字塔、86勝まであと1と迫り、女子最多勝を更新しました。
明日も同会場でSLが行われます。インゲマルク・ステンマルクの86勝に並ぶ可能性十分です。
この23位でWCSLが52位となり、来月の世界選手権、SAJ出場基準の「要件2」を満たし、優先順位が一つ上がりました。
明日のレースも頑張ってほしいですね。
一方、阿寒で行われたファー・イースト・カップはGSで加藤聖五が優勝、19.73と大幅にFISポイントを更新し、SLでは小山陽平の弟、小山敬之が優勝、21.29のポイントを獲得し、強化指定選手でもあることから、世界選手権SAJ出場基準の要件4を満たしました。
シュラトミングから帰国して臨んだ相原史郎は2位と3位だったものの、23ポイント以内を獲得できずに終わりました。
女子では石橋未樹がGSで優勝し、FISポイント21.40と大幅に更新しました。(残念ながら石橋選手は強化指定、拠点強化選手のリストに名前がないので、現状では要件4は適用されません)
また佐々木明選手も出場、1本目途中棄権と13位という結果に終わり、FISポイント更新はなりませんでした。