アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ダニエル・ユール、ガンスレン2度目の制覇 キッツビュールSL

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過去の勝者2人が待つゴールエリアに最後の走者、地元オーストリアのフェラーは降りてきませんでした。

1本目、1番スタートのマヌエル・フェラーは後続に上回れることなく2位のルッカス・ブラッテンに0.31秒差のトップに立ちました。

悲願のキッツビュール、ガンスレン制覇の期待を一身に背負い、2本目スタートしましたが、

コース序盤でポールをまたいでコースアウト。

その瞬間、2020年の勝者、ダニエル・ユールの今季2勝目、W杯通算6勝目が決まりました。

冒頭の写真は1本目のダニエル・ユール、上の写真は勝利が決まってデイブに祝福されるユール。

2位には昨年の勝者、デイブ・ライディング。そして3位は昨年2位のルッカス・ブラッテン。結果から見ても、ここガンスレンは選手によって、得手不得手がはっきりとしたコースのようです。

3人共にキッツビュールの表彰台は格別のようで、喜びを爆発させていました。

37番スタートの小山陽平はマヌエル・フェラーから+2.91秒の40位で2本目に進めず。

2本目進出の30位まで0.48秒及びませんでした。次は火曜日のナイトレース、シュラトミング、2月頭のシャモニ、そして世界選手権と戦いは続きます。

62番スタートの相原史郎はコース序盤でコースアウト。

マルコ・トラバッティさんが大きなビブ番までスタートで撮ってくれていました。

相原史郎はシュラトミング出場後、一旦帰国して、ファー・イースト・カップ阿寒に出場します。帰国前に火曜の夜は、W杯のリザルトに爪痕を残してほしいものです。

最後の写真はコースアウト後、コースを降りてくるマヌエル・フェラー。

火曜日夜は彼の雪辱の滑りにも期待です。