アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ライアン・コクラン・シーグルがトップタイム キッツビュール滑降トレーニングラン

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キッツビュール滑降トレーニングラン1回目はアメリカのライアン・コクラン・シーグルがトップタイムでした。

2番手には旗門不通過ながら、アレキサンダー・オーモット・キルデ、そして4位にはオーダーマットがしっかり入りました。

冒頭の写真はハウスベルグカンテを疾走するライアン・コクラン、上の写真はオーバーハウスベルグカンテの通称レッドブルジャンプをインスペクションするマルコ・オーダーマット。

今朝は雲一つない晴天でしたが、太陽が昇るにつれて徐々に雲がモクモクと湧き、久々の陽の光を遮ってしまいました。

往時には5万人の観客で溢れかえるハーネンカムレーネンのゴールエリアですが、今日は平日の火曜日ということもあり、観客もまばら。

土曜日に撮るであろうゴールエリアの写真との対比が楽しみです。

上はスタート横からの写真ですが、スタートして2ターンすると、中央下のRedBullのロゴの左、マウスファーレにクラウチングのまま飛んでいきます。

ご覧のようにスタート位置から下が全く見えず、さらに斜度が急になっているのが恐怖心を増幅させます。

そのマウスファーレのジャンプ、下から見上げるとこんな感じです。

写真でこれですから、実際にコース内に立って見上げると、「よくもまあ、こんなとこに飛んでくるよね」といつも感じます。

「世界最怖」と言われるキッツビュールの滑降コース、「シュトライフ」、今年もここを100分の1秒を競って滑降する勇者たちに敬意を表します!

明日のトレーニングランは今夜の降雪予報のためキャンセルでお休みです。

また本日、スロベニアのログラで行われたFISレースSLに佐々木明が出場。

12番スタートから1本目トップタイムでしたが、2本目で逆転され、0.08秒及ばず2位でした。