アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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クレモン・ノエル、ウェンゲンSL連覇

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昨年、ここウェンゲンでW-CUP初優勝を遂げたクレモン・ノエルが今年も勝利。

ウェンゲンSL連覇でW-CUP通算5勝目を挙げました。

今朝は冷え込んだウェンゲン、降雪の予報もありましたが、1本目はすっきりと晴れ渡りました。

しかし、SLコースは日陰。久々に手を振ってかじかんだ手先を温めながらの撮影でした。

日本チームはウェンゲンを得意とする大越龍之介が+3.15秒の40位。

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3年連続での順位獲得はなりませんでした。

54番スタートの小山陽平はコース後半でコースアウト。

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今日はコースを滑り切ることができませんでした。

リザルトに表示される中間計時でも第一中間44位、第二中間55位、その間のタイムも56位と光るものはありませんでした。

W-CUPはすべてが初めてのコースとなる小山陽平にとっては、この1月のSL6戦は将来の大きな糧となるはずです。

次戦キッツビュール、そして来週火曜日のシュラトミングまで、しっかりとW-CUPを戦ってほしいと思います。

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マドンナ・ディ・カンピリオ、アデルボーデンと連勝でウェンゲンに乗り込んできたダニエル・ユールは5位に終わり、昨日のベアト・フォイツとの「アベック優勝」はなりませんでした。

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2位にはヘンリック・クリストッファーセン、3位には2017年1月以来、ウェンゲンでは初のポディウム、アレキサンダー・ホロシロフでした。

私は今晩はラウターブルネンに一泊。ゆっくりとウェンゲンの一週間を振りかえりたいと思います。そして明日はキッツビュールに向かいます!

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昨日行われたイタリア、セストリエーレでの女子GS、33番スタートの安藤麻は+2.73秒の36位、51番スタートの向川桜子は+3.74秒の49位、50番スタートの荒井美桜は60位に終わりました。

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女子チームも厳しい戦いが続きます。

上の写真は向川桜子、下の写真は荒井美桜。アレッサンドロさん撮影です。

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今日はパラレルGSが行われ、ただ一人出場の安藤麻は32人によるファイナルに進みましたが、初戦で敗退で19位に終わりました。しかし、ワールドカップポイントは獲得し、パラレルGSは2戦を終えて種目別28位となりました。

そして今日もキルヒベルグではヨーロッパカップGSが行われ、27番スタートの石井智也は1本目途中棄権。36番スタートの加藤聖五が45位、85番スタートの若月隼太も1本目途中棄権に終わりました。