アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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キルデ、ラウバーホーン制覇 ウェンゲン滑降

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強風のため、スタート位置を下げて行われた滑降第6戦は、昨日のスーパーGに続きアレキサンダー・オーモット・キルデが勝利。ラウバーホーンレーネンを制覇しました。

写真はフントショフのジャンプ。

空が真っ白で残念ですが、私にとっては3年ぶりの撮影で、撮りながら「やっと戻ってきた」という感慨に浸りました。

2位にはポディウムを外さない男、マルコ・オーダーマット。

今日は+0.88秒とキルデに力の差を見せつけられたもののしっかり2位で、総合優勝争いではキルデに20ポイントの「接近」しか許さず、現在340ポイント差をつけています。

写真はインスペクションでのマルコ・オーダーマット。

結局、スタート位置が下がったことで、この写真の位置はスタート直後のスケーティングが終わったくらいだったでしょう。

そして3位はイタリアのマティア・カッセ。

32歳のベテランが12月のバルガルディナ滑降に続き、自身2度目の3位となりました。

水曜日のトレーニングラン2回目でも3位でしたが、しばしばトップタイムを記録することで、「トレーニングランチャンピオン」という有り難くないニックネームがついたこともありました。

遅咲きの実力者が「開眼」といったところでしょうか、過去にトレーニングランでトップタイムをとったこともある来週、ハーネンカムレーネンも注目です。

写真は本来のスタートハウスからインスペクションを開始するマティア・カッセ。

最後のラウバーホーンレーネンとなったベアト・フォイツ。

5位に終わりましたが、表彰式後にはまたスイスチームで写真におさまったようです。

いよいよ来週、キッツビュールのハーネンカムレーネンが最後のレースとなります。来週もしっかり撮りたいと思います!

明日はいよいよSL。

日本からは小山陽平と相原史郎の両選手が出場します。

陽平は38番、史郎は64番スタートです!

また同日、イタリアのポッツァ・ディ・ファッサで行われたヨーロッパカップSLで安藤麻が4位となり、FISポイント20.41で更新しました。

ヨーロッパカップ4位は自身最高位タイです。

追記:麻さんご本人のインスタによると、4位の副賞はパスタだそうで、イタリアだけにさぞかし美味しそうです!笑