2020-21シーズンGS第3戦はスイスの23歳、マルコ・オーダーマットが自身初のGS優勝、W-CUP通算2勝目をあげました。
一昨日、自身初となるレッドビブを表彰式で纏ったオーダーマット、ここまでの3戦で2位、3位、1位と表彰台を外さない滑りで種目別トップに立ちました。
日本からは加藤聖五が48番スタート。
+2.89秒の57位で2本目に進めませんでした。
冒頭の写真はガブリエルが送ってくれた加藤聖五。
もうお馴染み?となってしまったマスク装着の表彰式シャンペンファイトはマルコ・オーダーマット、アレッサンドロ撮影です。
開幕戦からまた少しご無沙汰いたしておりました。
先月までは例年並みに仕事量が戻ってきたこともあり、割と忙しく国内で動いておりました。
ただ、その間にコロナ第三波が拡大し、一時は緩和を視野に入れていた帰国後の2週間自己隔離も継続のままとなっています。(7日以内の短期出張は隔離免除の場合あり)
外務省の渡航中止勧告(レベル3 :渡航は止めてください)の国リストの中には、イタリア、オーストリア、クロアチア、スイス、スウェーデン、スロベニア、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ブルガリア、リヒテンシュタイン、ロシアと、過去に私がW-CUPやオリンピックで行った、通過した全ての国が含まれてしまっています。(アメリカ、カナダも)
この中では、オーストリアとスイスは通常の入国が可能で、入国時の陰性証明書も必要ありませんし、イタリアも仕事の証明と陰性証明があれば、入国後の2週間隔離の免除もあるようです。
ですが、感染の危険性は日本国内より遥かに高いと思われる欧州への渡航は断念せざるを得ないのが現状です。
チューリッヒ空港や、インスブルック空港からの行程を考えてみて、単独でのレンタカー移動、しかもほとんどスキー場周辺で動くことを思えば、
「三密を気をつけてれば大丈夫じゃない?」と思わないでもないですが、
私自身、50歳を超えていることもあり、感染したときの重症化、特効薬のない現状、欧州の医療体制への不安、治ったとしても後遺症の可能性など、考えだすと慎重にならざるを得ません。
また、来夏の東京オリンピックでの仕事のこと、その半年後の北京オリンピックのことを考えると、今季、無理をして撮影に行くよりも、オリンピックシーズンの来季に、より多くのレースを撮影しに行く方がいいのではないかと、いろいろ迷っているところです。
国内の仕事でも「事前にPCR検査を受けてください」と言われることもあり、(唾液検査で陰性でしたが)この先しばらくもコロナとの「持久戦」を耐えていかなければならないでしょう。
師走に入って、仕事量も減ってきましたので、また近いうちに更新できればと思います。
コロナ禍、みなさん、一緒に頑張りましょう!