アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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萌芽のとき ドイツ選手権DHトレーニングラン

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今朝のオーストリアインスブルックも快晴。気温はマイナス6℃で昨日までと比べるとだいぶ気温が下がりました。

早朝から車を1時間走らせ、先月に2週間の激闘を終えたばかりのドイツ、ガルミッシュ・パルテンキルヘンへ。

今日からドイツ選手権がスタート。DHトレーニングランを撮ってきました。

冒頭の写真は須貝龍(すがいりょう)選手。

1月にDHで転倒して口の左横を裂傷。数針縫ったあとが生ナマしい顔の写真をこのブログにもアップした彼です。

須貝は2月にいったん帰国し、白馬の全日本選手権SGで優勝。高速系では他を圧倒する滑りをみせたと聞いています。

彼は全日本ナショナルチームのジュニアB指定選手ですが、来季はシニアチームに昇格できるかどうか、この春のポイントアップが重要なところです。

明日はSCのレースが予定されていますし、あさって以降もDHとSGが予定されています。どうぞ日本から彼のリザルトにご注目ください。

http://www.fis-ski.com/uk/604/613.html?sector=AL&competitorid=131151&type=result

 

世界選手権の女子コースを使って行われているドイツ選手権ですが、今日のDHのポールセットもほとんど2月のセットと変わらないものでした。バーン状況も日陰のコースのため良好。

3月後半でも好条件で高速系のレースが開催できるヨーロッパの環境をうらやましく思いました。

まだまだ来月に入ってもレースは続きます。日本でも開催される方向のレースもあるようですし、若いレーサーの皆さんには今年の雪がなくなるまでがんばってほしいですね。

私は明日の便で1ヶ月半に渡るヨーロッパ生活を終えて帰国します。

では、また。