アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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閏年の如月

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2012年ももう2月ですね。今年は閏年なので29日までありますが、その年はオリンピックイヤーでもあります。夏期オリンピックが7月27日から8月12日までロンドンで行われます。(サッカーは25日開始)

先月末、昨年世界選手権が行われたガルミッシュ・パルテンキルヘンでは滑降とスーパーGのレースが予定されていましたが、DHはSGスタートからの短縮コースに加え、世界選手権の女子コースを使って行われ、キューシュが優勝。SGは濃霧でキャンセル。

そして今週はフランスのシャモ二に場所を移していますが、DHトレーニングランは2日間とも降雪で中止と相変わらず天候に悩まされています。

中止となったキッツビュールSGは2月末のクラン・モンタナで、ガルミッシュ分は3月のクヴィットフェルで行われることになりました。

今季のヨーロッパはシーズン始めは小雪に悩まされ、半ばになると大雪に悩まされていますが、共通しているのは気温の高さです。ちょっと「異常気象」が心配です。

大雪は日本も同様で、2006年の「平成豪雪」以来と言ってもいいでしょう。毎年小雪に悩まされる地域のスキー場も、「もういらない」っていう状態なのではないでしょうか。

そんな「豪雪」のなか、山形ではインターハイが開幕。

男子GSでは地元日大山形高校の小原健汰選手が優勝。冒頭の写真は昨年5月の野沢温泉カップのものです。

彼は今季から全日本ジュニアのBチームに選抜されました。お父様は月山でプロスキースクールを開校されていて、プロスキーヤーであり、元SIAデモンストレーターでもある小原務さんです。

実は私もお父様にスキーを教えていただいたことがあり、他にはない視点での熱心な指導に強い印象を持ったのを今でもよく覚えています。

2日には男子SLが行われますが、湯浅直樹佐々木明皆川賢太郎木村公宣、岡部哲也と日本のトップレーサーは皆、インターハイ優勝者でもあるので、小原選手と明日の優勝者の近い将来も大いに期待したいと思っています。

インターハイチャンピオンは世界へ大きく羽ばたいて欲しいですね。

 

さて、恒例の雑感といきましょう。

1枚目の写真はウェンゲンの「特等席」。 

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このアウトドア用の折りたたみ椅子のすぐ左がフントショフのジャンプ。ミンチカンテや選手を見る大勢の観客を文字通りの「高みの見物」できる席ですが、コース係の人でないと入れない場所です。あしからず笑。

そのフントショフのところには、小型ヘリカメラがぶんぶんとハエのように飛んでいました。今季初導入。

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このカメラが選手より先にファインダーの中に現れると、思わず条件反射的に指が反応。イライラさせてくれるカメラでした。笑

お次はそのウェンゲンSCの表彰式。

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イビッツァ恒例の歌のお供に強引にされてしまったのはベアト・フォイツ。ボディは司会者の「3人で歌わないか?」の誘いを「やだやだ」と断り、ベアトが道連れになってしまいました。笑(ボディは右端)

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そんなことをやっているそばで、完全に放置プレイされていた4,5,6位の3人。あまりにも可哀想なので、カメラを向けて手を振ったら、ナトコが気がつき、両脇も誘ってくれて、3人ともカメラ目線をくれました。ありがと!(左からパンテュロー、ナトコ、リゲティ

シュラトミングの前走はクラニスカ・ゴラで開幕からのSL連勝記録がとうとうストップしたマリス・シールド。

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カメラマン的にはうしろにオーストリア国旗が乱舞して、「ドはまり」な写真です。ナイター光線が写真の美しさをより一層際立たせてくれました。

私は昨年10月からキャノンの新型400mmレンズを使っていますが、恐ろしいくらいにキレ味抜群。写真のシャープさは旧型や某ライバル社より一段上の感覚です。

このブログでもおなじみのアレッサンドロは私の写真を見るたびに「とってもシャープ、新400mmはすごくいいね」を連発してます。

購入を迷っていらっしゃるプロやハイアマチュアの方々には無理をしてでも新型を導入されることをおすすめいたします笑。

話をもとに戻しますが、今までの例だと、開幕から絶好調で連勝していて、その記録が途絶えた途端に調子を崩すというパターンはいとまがないので、後半戦の彼女の戦いにも注目です。

それは男子SL戦線にも言えると思います。このままヒルシャーとイビッツァの対決構図が最後まで続くとは思えません。

昨季も世界選手権後はイビッツァとグランジェの安定感が崩れ、マリオ・マットが復活し、ノーラン・カスパーやアクセル・ベックなどのニューカマーが出現しました。

今季はそこに我が日本の湯浅直樹が食い込んでくれることを期待したいですね。

後半戦の「日本チームのスタート」は2月19日のバンスコSLになりますが、そのあとも約3週間あいてのクラニスカ・ゴラSLとなります。

この2戦は湯浅にとって大事なレースとなりますので、悔いのないように全精力を傾けて臨んでほしいと思います。

そしてそのバンスコとクラニスカ・ゴラとのあいだの期間では、日本でも皆川賢太郎とジュン・ドンヒュン選手のFar East Cupをかけた熱い戦いが展開されます。

現在、SL Cup順位は賢太郎が2位のドンヒュンを26ポイント差でリード。残りは志賀高原SL2戦(3月1,2日)、野沢温泉SL1戦(3月6日)の3戦です。

志賀高原ジャイアントか西舘、野沢温泉はカンダハーコースで行われると思いますので、お休みのとれる方はぜひ観戦に行ってみてください!

普段、J Sportsを推奨していてなんですが、やっぱりテレビとナマは違いますから。笑

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写真はそのジュン・ドンヒュン選手。すいません、彼の名前の表記、どう書けばいいか自信のある方はコメントください!