アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ゲオグル二冠 2011アルペンスキー世界選手権 女子DH

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エリザベート・ゲオグルがSGとDH、二冠を獲得しました。

金メダル2個なんて、いまごろオーストリアは大騒ぎでしょうし、ほっと胸をなでおろしているかもしれませんね。おめでとうございます。

銀はリンゼイ・ボン、銅はマリア・リシュ。体調すぐれない二人が「女のど根性」をみせて表彰に華をそえました。「いざとなったらやる、プロとして結果をだす」、その根性に敬意を表したいと思います。すばらしい!

4位にララ・グッド、5位はティナ・マゼ、6位はジュリア・マンクーゾと美人ぞろいになりました。これだけきれいにビックネームが揃うのも珍しいですね。

今日も朝から春の陽気。

昨日書いたとおり、カメラマン全員は9時30分にコースイン。10時までに自分の撮影ポジションを決めなければなりませんでした。

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コースインの時間を待っているあいだ、暇だったのでそこにいた皆で記念撮影。「この写真、高いよ!」と言っておきました(笑)。

ちなみに右端が大先輩の薬師洋行さん、そのおとなりの青いウエアがスキーグラフィック誌の村山眞史さんです。

私はいったん、「ここにしよう」と早々に撮影ポジションを決めたのですが、この写真の真ん中に座っているフランス人のアレックスが親切にも

「そこはトレーニングランのとき撮ったけど、5cmくらい浮くだけで格好悪いよ」と教えてくれました。

「もつべきは良き友かな」ですね。そして最終的に冒頭のポジションにしました。

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私自身も期待していたセイエルスト・ルットはコース前半でコースアウト。自分で滑ってきたので大事ないでしょう。初の世界選手権はあとGSとSL.。ジュニア世界選手権の勝者がどんな輝きを見せてくれるのか、期待したいところです。

4位とメダルまであと一歩だったララ・グッドはインスペクションが終わると、女性トレーナーさんに身体の調整をしてもらっていました。

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1枚写真を撮ったらトレーナーさんが「やめてくれ」という仕草をしたので、おとなしく引き下がってきました。

だったら公共の場であるゴンドラ乗り場の入り口でやんなさんなと内心思いましたが、相手がかわいい女の子だと「カメラマンとしての突っ込み」が足りなくなりますね。(笑)

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表彰式は観客スタンドの一番上から撮りました。派手にクラッカーを鳴らしてくれた観客がいて、ありがとう!です。

明日月曜は男子SC。今週も前半の平日は観客少なめだったので明日も少なそうです。 

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昨日の夜、町中で行われた表彰式にスヴィンダルが登場。なんとか大丈夫そうです。明日出場であればセイエルストの分もがんばってほしいですね。