アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

スポンサーリンク

ガルミッシュ・パルテンキルヘン到着

スポンサーリンク

f:id:shinfotograf:20181207182430j:plain

昨日はまだ明るいうちにミュンヘンに到着。レンタカーでガルミッシュまで1時間ちょっと。順調でした。

3月のガルミッシュは雪が心配だったのですが最近降ったようで、道路にも雪があるくらい積雪は豊富。気温も今朝の車の気温計はマイナス9℃でした。

毎年、最終戦で心配されるやわらかい雪にはなりそうもありません。よかったよかった。

昨日、日曜のクロアチアでのヨーロッパカップ、湯浅は9位。明は出場しませんでした。(情報間違いですいません)

次は明日9日、スロヴェニア、クラニスカ・ゴラでのECSLです。

ここガルミッシュでは明日からDHトレーニングランが開始されます。

DHの種目別優勝は土曜日のクヴィットフェルでキューシュが勝利し、2位のヤンカに148点差つけたため、2年ぶり3度目DH種目別優勝がすでに決まっています。

昨日のクヴィットフェルSGではエリック・ゲイが通算2勝目をあげ種目別優勝圏内に入ってきました。現在1位ヴァルヒホッファー、2位スヴィンダル46点差、3位ゲイで69点差でこの3人のSG種目別優勝争いになりました。

GSは熾烈です。

現在トップはリゲティ。2位ブラルドーネ、3位ヒルシャー、4位ライヒ、5位ヤンスル。この5人の争いになりました。リゲティがブラルドーネに43点差をつけているので有利とは言えますが最終戦は波乱が起きることもあるので最後までわかりません。

SLは前述のとおり、ヘルブストとリゼルーの一騎打ち。

明と湯浅には15位以上はもちろん、一桁に入ってもらって来シーズンの第2シード前半を確保してもらいたいですし、3位や4位に入れば来季の第1シード入りもあります!期待しましょう。

SCはライヒが種目別優勝を決めていますが、最終戦にSCがないのは「尻切れとんぼ」な感が否めませんね。

一方、女子はDH、SGともにリンゼイ・ボンの種目別優勝は決まっており、SCはシーズンで2戦しか行われなかったため種目別優勝と認定するか協議中です。

高速系とは反対にGSとSLは激しい争い。

GSはドイツのカトリン・ヘルツルがトップ。2位カトリン・ツェッテルとの争い。

SLは1位マリア・リシュと2位カトリン・ツェッテル、3位サンドリーヌ・オベールの三つどもえになっています。

総合はライヒがトップですが、ヤンカ、キューシュ、スヴィンダルまでの4人の争いになると思います。女子はリンゼイがこのまま逃げ切る公算が大。

最終日の総合チャンピオンの2ショットは美女とIcemanか?いや、野獣か?(笑、ごめんねキューシュ)それとも去年同様Mr.ナイスガイか?オリンピックの雪辱を晴らすアルペン大国の王者か?

楽しみですね。 

f:id:shinfotograf:20181207182631j:plain

写真は土曜のSL最終戦を待つジャンプ台横のコース。これからコースネットを張るところでした。

このコースはSLのみで、DHからGSまではまったく別の山のカンダハーコースで行われます。

SLコースの「トイメン」はこんな景色。のどかですね。(笑)

f:id:shinfotograf:20181207182728j:plain