アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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マリス・シールド金 2011アルペンスキー世界選手権

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マリス・シールドが世界選手権初の金メダルを獲得。火曜のチーム戦で左膝前十字靭帯断裂のケガを負った恋人、ライヒの分までがんばりました。

これでオーストリア女子は5種目中、4種目で金を制覇。本命のリンゼイ・ボンとマリア・リシュが体調を崩していたとはいえ、アルペンスキー大国の面目を保つ圧勝でガルミッシュ世界選手権を終えました。

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今日も地元マリア・リシュに大歓声が送られましたが、あと一歩届かず4位。彼女の地元世界選手権のメダルはSGとDHの銅2つでした。写真はジャンプ台の前を疾走するマリア・リシュ。

今日も花岡、星、長谷川の3人が出場。

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1本目は星が32位につけましたが、2本目でコースアウト。長谷川は1本目ゴール前の旗門に入れず不通過。1本目大きな失敗をした花岡のみが、2本合計で41位と成績を残しました。

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3人ともに満足した結果を残せなかった世界選手権だったと思いますが、まだシーズンが終了したわけではありません。またこれから、ヨーロッパカップやファーイースカップでの戦いが待っています。 

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自らの今シーズンの目標を次の戦いに向けて切り換えて、シーズン最後まで力を出し切ってほしいものです。

さあ、明日は2011ガルミッシュ世界選手権も最終日。お待ちかねの男子SLです。

女子は「圧勝」したオーストリアですが、男子はけが人続出でライヘルトの銀とショーグフォッファーの銅のみ。

ライヒヒルシャーがケガで離脱したので、前回の世界選手権チャンピオン、マンフレド・プランガーと昨季のSL種目別チャンプのラインフリード・ヘルブストの両ベテラン、そして前々回オーレ世界選手権の金メダリスト、マリオ・マットの3人に期待がかかっているといえるでしょう。

地元ドイツもフェリックス・ノイロイターに大きな期待をかけていると思います。マリア・リシュが金メダルを獲れなかっただけに、彼にも大きなプレッシャーがかかっているでしょう。

日本チームは湯浅と明の2トップに今日の予選で6位だった大越の3人出場。昨年の最終戦のときより、ゴール前の緩斜面が短くなったので日本には有利になったと言えます。明日はテレビの前で大きな応援よろしくお願いします。

明日でガルミッシュ世界選手権はフィナーレを迎えますが、次回2013年の世界選手権はシュラトミング。

今回のゴールエリアではそのシュラトミングのコマーシャル映像が流れていますが、そのエンディングの最後の最後がこの映像。

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明日もこの雄叫びを見たいですね!