アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ガルミッシュ最終戦 DHトレーニングラン

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今朝の車の気温計はマイナス16℃でした。

7時30分からのインスペクションが始まるころには太陽も顔を出しましたが、気温が上がってくるのには少し時間がかかりました。

アメリカのコーチも「オー寒い!ノルウェーのほうがあったかかったよ」。

私も久々に寒さを実感。こんなに寒い最終戦は初めてです。

今日のトレーニングランの撮影ポジションは去年、濃霧のなかさんざん待たされたあげくにキャンセルとなった場所で陣取りました。

コース中、もっとも急な斜度の手前に1m弱の高さの「雪盛り」をしたビックジャンプ。

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最近の男子W-CUPでは珍しい「雪盛り」です。

当然、コースのなかでも最も滞空時間の長いジャンプとなります。冒頭の写真は今日のラップ、ハンス・グルッガーですが、このあとはこうなります。

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今の若者風に言うなら「やばくね?」でしょうか。(笑)

昨年も書きましたが、このコースは今までのDHコースの中盤からまったく新しいコースに生まれ変わって、ほとんどの選手は昨年のトレーニングラン1本だけしか滑っていないので、今日も6、7分の力で滑った選手が多かったように思います。

そしてこの新しいDHコースは来年のガルミッシュ世界選手権のコースでもあります。

そのおとなり、前まで使用されていたコースは女子DHコースとなり、ゴール手前で男女のコースが合流。男女共通のゴールエリアで観客も見やすい設計になっています。

でも、日陰のコースなので、来年の2月は見るのは寒いと思いますけどね。(笑)

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女子はオリンピックのGSで不運なイエローフラッグを振られて再スタートとなったジュリア・マンクーゾが2番手。オリンピックの好成績で調子を上げてきました。

明日はリンゼイとの「女の戦い」が楽しみです。

今日のヨーロッパカップSLの成績はまだFISのHPにはアップされてませんね。どうなったかな?

 

追記:今日のヨーロッパカップSL、湯浅は6位。優勝はノイロイター。明は1本目DNFとなっています。