フィナーレはかっこよく終わりました。
金メダルはマンフレッド・プランガー。
しかし、今日のヒーローは地元フランスのジュリアン・リゼルーでした。
ジュリアンは2本目、その時点で圧倒的なラップタイムでゴール。僚友グランジェをゴールで待ちました。
しかし、そのグランジェはコースアウト。その瞬間、彼はゴールで倒れ込み自分のこと以上に悔しがりました。
そして1本目ラップのプランガーがゴールして勝利が決まった瞬間、ジュリアンは拍手で讃えました。
美しい一瞬でした。
そして最もかっこよかったのは、表彰式が終わって肩車されたジュリアンを多くのファンが囲み祝福したこと。今大会一番のシーンでした。
そして、勝者にはうれしい、手荒な祝福。シャンペンを浴びせる右手はロベルトです。
1本目、私は一番上の写真の位置で3人を待ちました。しかし、このきれいな青空バックのところまで、3人とも降りてきてはくれませんでした。
1本目は33人がコースアウト。不通過を含めると39人がアウト。出場が75人なので、半分以上がゴールできないサバイバルレースでした。
これで世界選手権はすべて終わりました。次、私が撮影するのは来週末のワールドカップ、クラニスカ・ゴラです。(その前にもう今週末はセストリエールでワールドカップGSとSCで再開です)
私は1ヶ月半に渡る長期のヨーロッパ滞在を終え、明日帰国します。顔だけ真っ黒でまずい、まずい。(笑)