マリア・リシュが逆転勝利を飾りました。
1本目1位のメルグと2位のリンゼイが失敗したとはいえ、マリア・リシュの滑りは切れがありました。
前回のオリンピックのときに、某掲示板に
「アルペンスキーって、他人の失敗を願うようでいやな感じ」
という書き込みがあったのですが、私はとても人間らしくていいと思います。嫉妬したことがない人はいないと思いますし、他人と競う以上、ついてまわる感情だと思います。
今日はゴールで待っていたマリア・リシュが2本目最後に滑ったメルグの失敗を見た瞬間にバンザイ。
勝利の瞬間というのはときに敗者にとってはとても残酷なものなのかもしれません。
しかし、それがプロの勝負。それに勝つために日々研鑽を積むことが必要なのでしょう。
明日はいよいよ、クライマックスの男子SL.。
地元フランスにとっても、グランジェとリゼルーの2枚看板で迎え撃つ態勢は万全です。
今日のコース状況は完璧に近いくらい氷のかたいバーンでした。多くのカメラマンが怖い思いをしました。
明日、ワールドカップよりもだいぶ出走が早くなる3人に期待しましょう!