アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ジュリアン逆転V アデルボーデンSL

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ジュリアン・リゼルーが逆転でアデルボーデンを制しました。

今年は雪が多かったとはいえ、相変わらずゴール前は超、超、急斜面。

コースも硬くしまっていたのですが、まったくエッジがひっかからないというほどではありませんでした。

2本目はその超急斜面の入り口で撮影していました。

ジュリアンのバンザイをはるか遠くから見届けるとその超急斜面を降りていくつもりでした。でもなぜか自分の足はコース外に歩をすすめ、(笑)かなり緩くなっているコース脇から下に降りたのでした。

心のなかで、「膝の靭帯がまだまだ」と言い訳。(笑)チキンでした。

日本チームは明が21位。3戦連続で成績を残し、ワールドカップSLスタンディングで22位。スターティングリストでも33位にあがってきました。

来週のウェンゲンでも期待できるのは間違いありません。明たった一人で、オリンピックの日本人出場枠を増やしそうな勢いです。

しかし、2本目のコマーシャルのあいだ、ゴールでブルーノ・ケルネンに会場インタビューされていましたが、今日の滑りは「大不満」のコメントでした。

このままいけばキッツビュールからスタート順もだいぶ上がっていくでしょうから、これからの明も要注目です!

一方、賢太郎と湯浅はコースアウト。なんとか早くレースでの調子を取り戻してほしいものですが、ちょっと心配。

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写真はコースアウト後の賢太郎。

正直、私自身はオリンピックの出場がどうのこうのというよりは、3人に思う存分ワールドカップで活躍して欲しいという気持ちでいっぱいなので、早く自分の滑りをレースで発揮して欲しいと思うばかりです。

表彰はアデルボーデン恒例のカウベル贈呈。ジュリアン、イビッツァの先輩?2人が振って鳴らすものだから、ヒルシャーもしょうがなく?(笑)振ってつきあってました。

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3位のイビッツァは記者会見で「膝は大丈夫、心配ない」と笑顔。

今日は手術から1ヶ月もたっていないのに表彰台。恐ろしいまでの「不屈の闘志」です。