アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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メルグ今季初勝利 ガルミッシュ・パルテンキルヘンSL

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昨シーズンのSLチャンピオン、マンフレッド・メルグがやっと今季初勝利をあげました。

シーズン最初からまったくエンジンがかからず、スキーのチェンジが影響しているのかと思いましたが、世界選手権を前にして調子を取り戻したと言ってもいいかもしれません。

しかし、ヘルブストは3位、プランガーも4位で、この2人は好調は持続しています。世界選手権でもオーストリア優位なのは間違いないところでしょう。

日本チームは3人ともに2本目に残れず。世界選手権のSL、15日までになんとか立て直してほしいものです。休養と練習、しっかりとスケジュールを組んで調整してほしいと思います。

今日のSLコースは前にも書きましたがジャンプ台の横。

毎年、正月にはジャンプ週間のなかの一会場として有名です。表彰はそのジャンプ台の下で行われました。

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思わずなごんでしまったのは、ランディングバーンを巨大すべり台にしたてて子供たちが遊んでいたこと。楽しそうでした。(写真の黒い点が子供です。笑)

今日はなぜかイタリア応援団が大挙してかけつけていました。そんなときにロッカとともにワン・ツーを決めるあたり、にくいですね。

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写真は表彰式、イタリア国歌斉唱で国旗を降る応援団とメルグ、ロッカ。

今朝は1本目のインスペクションのとき、スタートで選手を待ち構えていました。

いまや飛ぶ鳥落とす勢いのヘルブストはカメラを向けるとにっこり微笑んでくれました。お礼に英語で

「Good Luck Today !」と言うと、

きれいな日本語で

「どうも、ありがとうございます。」と言われてしまいました。こんな人柄ならすぐファンになってしまいますね。やっぱりナイスガイでした。

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私はこれからチューリッヒまで移動、一泊して明日朝、世界選手権の会場であるフランスのヴァル・ディゼールに向かいます。

リクエストをいただいたので、喜んでいただけるかわかりませんが掲載します。ロッカ使用のサロモンニュースキーです。

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黒地に白文字はかなりクールでかっこいいです。