アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ウェンゲン雑感

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今朝のキッツビュールは快晴。カメラマン的には「ばかやろー!」なトレーニングキャンセルです。(笑)

ウェンゲンほどではありませんが、少し暖かく感じます。明日から冷え込んでくれることを祈ります。

雪は豊富と聞いていたのですが、冒頭の写真のとおり。コース外は土が露出してます。定宿のペンションから撮った「レッドブルジャンプ」とハウスベルグカンテです。

さて、ウェンゲン雑感といきましょう。

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最初はシルバーホーン。太陽は12時すぎに見事な三角錐の横から顔を出します。

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ミンチカンテを上から撮ったところ。登山電車からも選手が滑ってくるのが見えます。スイス選手が写ってるんですがどこにいるかわかりますか?

この写真のずっと右のほうにはウェンゲン名物、選手がトンネルをくぐる部分があるのですが、そこを毎年撮りたいなと思いつつ、実現していません。

なぜなら、選手がトンネルをくぐるときにタイミングよく電車が通ってくれないと「絵」になりにくいからです。山手線並みのダイヤだったら撮るでしょうけど(笑)。

この写真もスイス選手が滑っているときにタイミング良く登山電車が通過してくれた奇跡?のショットです(笑)。

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ウェンゲンでは大活躍、総合チャンプの足固めをしたイビッツァのパパ。アントン・コステリッチ。いつもワンピースのウエアをご着用。お気に入りなんでしょうかね。兄妹の2ショットはお届けしたので、あとは昨年みたいにお母さんを紹介できればコステリッチ家制覇?(笑)

そのコステリッチを追うべき立場の昨シーズン総合チャンピオン、カルロ・ヤンカ。ウェンゲンではSC2位,DH3位と活躍をみせたものの「横綱」イビッツァの前にちょっと影に隠れ気味。

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Iceman」のニックネームの彼ですが、どうしてどうして、キューシュといっしょだとこんなおどけた表情もしてくれました。そろそろカメラに慣れてきたかな?

アデルボーデンで4位、ウェンゲンで5位と復活の兆しを見せ始めたマリオ・マット。このままいけば世界選手権の出場も間違いないところです。(前回優勝がプランガーなのでオーストリアは5人出場できる)

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インスペクションでは進行方向に歌舞伎よろしく手をかざす独特のポーズ。時々、首を左右に振ったりするので、昔、ビートたけしがやっていた「冗談じゃないよ」というギャグに見えなくもないのですが(笑)。真剣なときにすいません。

今季のSLは全戦出場しているボディですが、いまだ成績なし。今回もコース前半でコースアウト。

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ゴールに降りるより、登って登山電車に乗ったほうが早いと思ったのでしょう。スタートに向かってスキー担いでいってしまいました。ちなみに昨年のシュラトミング26位以来、ワールドカップでは成績がありません。

こちらでは、どこの会場でも大人気なのでがんばってほしいところです。多分、ゴールで待っていたファンは多いはず。あ、慣れたファンならスタート近くで観戦してますかね。(再度、失礼申し上げました。重ねてお詫びいたします。)

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ワールドカップに欠かせない「名脇役」ロベルト。青いイタリアのウエアにようやく見慣れてきました。

この方、かなりおしゃれで、ウエア以外ではだいたいジャケット着用。このお歳でイタリアンジーンズもしっかり似合ってます。ジローラモも真っ青!(笑)

町中で行われた表彰のときはインナーフォッファーの代役で登場していました。

その表彰のプレゼンテーターにはマルコ・ビュッフェルの姿も。こちらに気がついてくれて、笑顔をくれました。

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ザグレブに向かう飛行機に乗る際に聞いたのですが、彼は今季、ドイツのテレビ局の仕事をしているそうでSLのレースにも出かけているとのこと。ガルミッシュ世界選手権でも忙しく働かれることでしょう。

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そして締めはアイガー峰とスイス空軍、「Patrouille Suisse」。

戦闘機パイロットたちのGに対する適応力は、ダウンヒラーより上かもしれませんね。

おっと、忘れてた。昨晩キッツビュールのパンフレットで見つけた「SKI LOVES YOU」。ワールドカップ選手のカップルが写真付きで紹介されてました。

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ライヒとマリス・シールドから始まってスヴィンダルとジュリア・マンクーゾ、古いところではフェリックスのご両親、ロジ・ミッターマイヤーとクリスチャン・ノイロイター。

あ、そうなの!なのはベルナー・ヒールとマニュエラ・メルグ、ホルムナーとハンス・オルソンなんてのもありました。

あれ?スヴィンダルとジュリアって続いてたんだっけ?

まあ、まあ、余計なお世話でした(笑)。