アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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4年の歳月

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残念なニュースです。

ソフトボールは2012年のロンドン五輪での除外が決まっており、2016年のオリンピックに復活を目指していたのですが、その道は事実上、閉ざされました。

新たにゴルフと7人制ラグビーがオリンピックに新競技として採用されるようです。

私は冬の撮影以外では、比較的ソフトボールを撮る機会が多く、北京オリンピック出場の全選手の顔と名前が一致してそらで言えるほどでした。

心配なのはこの決定が日本リーグのチームに及ぼす影響です。当分のあいだオリンピック競技ではなくなるということを理由に、撤退する企業などが出てこないことを祈るばかりです。

さて、冬季オリンピックの花形種目でもあるアルペンスキーはそのような心配はないのかもしれませんが、日本国内で考えると4年に一度の国民的ビックイベントでメダルをとらない限り、認知度はあがっていかないのが現実です。

一発勝負のオリンピックで勝つのはもちろん難しいことだとは思いますが、それと同等かそれ以上にワールドカップで勝つことも難しいことだと思います。

しかし、日本国内でみるとオリンピックという注目の集まる舞台で活躍するか否かで、アルペンスキーに対する一般の人々の認知度に大きな差が出るということは避けようのない現実ではあります。

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前回のトリノオリンピックを報じる新聞です。

アルペンスキーが一面トップに掲載されたのはおそらく初めてのことだったのではないでしょうか。

賢太郎は1本目3位、明が8位、湯浅は17位。2本目は湯浅が結果的に3番手のタイムを出し7位まで順位をあげ、賢太郎は惜しくも4位。明は2本目で旗門をまたいでしまいました。

トリノオリンピックは日本全体としても荒川静香の金メダルのみで、低調な成績に終わったのですが、メダルには届かなかったものの、アルペンとして健闘は光りました。

このシーズンは湯浅がクラニスカ・ゴラで7位、賢太郎がウェンゲンで4位、明がシュラトミングで2位とそれぞれ結果を残して臨んだオリンピックでした。

4年後のシーズンとなる今季、3人とも出場となれば4年の歳月だけが変化したものと言えるのでしょうか?ここ2,3年は日本チーム全体の成績もふるわないだけに、今季はシーズン始めからエンジン全開で飛ばしてほしいものです。

トリノSLの金メダルはライヒ。銀にヘルブスト、銅はシェーンフェルダー。これに絶好調だったロッカがいてコステリッチやパランダーも好調でした。

もちろん今季も始まってみないとわかりませんが、前回メダリストにグランジェとリゼルーのフランス勢、そしてプランガーやメルグが加わった勢力図になると思いますが、んーー、相手もあまり変わってませんね。(笑)