アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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スラロームが土曜日に変更

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昨日は小雪舞うなか行われたトレーニングラン2回目、今日は再び快晴のなか3回目のトレーニングランが行われました。

ここ近年では3回もトレーニングランができるのはめずらしいことで、昨日まで出場していた選手の多くがベテランを中心にお休みでした。

そんな中、ヘルマン・マイヤーは出場しましたが、タイムはトップのボディ・ミラーに4秒79離されるという惨憺たるものでした。

ヘルマンは昨年暮れのヴァル・ガルディナのときは水色のラングブーツでしたが、今回のウェンゲンは前の青色のブーツで滑っています。スキーといっしょにヘッドに変えなかったところを見ると、ブーツへの神経の使い方は人並み以上なのは間違いありません。

試行錯誤を繰り返し、そして暗中模索しているのかもしれません。はやくトップランクに戻って来てほしいものです。

もうひとつ、「トリビア」な発見がありました。下の写真を見てください。

 

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小さくてわかりにくいのは申し訳ないのですが、日曜のスラロームのゴールシーン、2位のライヒと3位のノイロイターが持っているスキー、ともにアトミックなのですが、トップの部分にはSLのロゴ、そしてテールには183と数字が入っています。

これは表彰式用にゴール直後に持ち替えているもので、おそらく165cmのスキーでは顔の横にアトミックのロゴがこないという理由でつくられたものだと思います。

このような表彰用スキーはいまのところアトミックだけで、フィッシャーやサロモンもみな、選手は短いスキーのトップの部分にあごがのっかる感じで持っているか、GSのスキーを持たされていることが多いです。

細かい話題でした。

最後に重要な話題をひとつ。

日曜に予定されていたスラロームが土曜に変更になりました。天気予報が日曜のほうがいいということで、スラローマーには「なにそれ?」というような変更です。

日本のスカパーの対応が間に合いますように。