アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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合成写真?~2006-07W-CUPトピックス~

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なんてことはないスラロームの写真。

ではないんですよ!

よーくご覧いただくと、あれ?これって?

そう、通称カタハン、片足通過反則の一瞬です。

ラニスカ・ゴラのスラローム、地元スロヴェニアのミトヤ・ドラジッチ、2本目の滑りです。

で、当然失格?と思いきや、ちゃんとリザルトには順位が。19位です。

ここ3年くらい、彼はなかなか上位にこれない選手の一人で、1本目良くても2本目にコースアウトしてしまうレースが続いていました。5年ほど前にはヨーロッパカップで2連勝したこともあったんですが、どこの国にも「伸び悩み組」は存在するようです。

そのヨーロッパカップで勝ったときに、私はちょうど表彰式の写真を撮っており、スロヴェニアのコーチに「写真ちょうだい」と言われ、メモでもらったスロヴェニアの住所に写真を送ってあげたことがありました。

それ以来、ミトヤのことはずっと気になってはいるのです。

一時はゼッケン20番台まで上がったのですが、このときは48番。んーがんばれ!と応援したくなってしまいますね。

この一瞬、旗門員はおそらく一生懸命、コース整備中。

しかも、テレビカメラはちょうど切り替わる部分でちょっと引き気味に後ろから撮るようになるので、確たる「証拠」は残っていません。

まー地元の利?ということでいいじゃないですかね。これは。

え?これが確たる証拠ですって?

最近のデジタル写真は合成も簡単ですから。はい。