稀に見る熾烈な総合優勝争いを制したのは、アクセル・ルンド・スヴィンダル(ノルウェー)でした。
ベンヤミン・ライヒも今日のSLで優勝し猛追しましたが、スヴィンダルが15位に入ったため、わずか13ポイント差でクリスタルトロフィーには届かず、連覇の夢はついえました。
スヴィンダルはここレンツァハイデの最終戦で、DH、SG、GSと3種目怒濤の3連勝。ここ一番での勝負強さは、ノルウェーの英雄、ケティル・アンドレ・オーモットを凌ぐかもしれません。
戦いを終え、表彰式でたたえ合う2人の姿がすがすがしく写りました。
これで、今季のw-cupの撮影はすべて終わりました。
暖冬による雪不足に悩まされ続けたシーズンでしたが、どうにかこうにか、それぞれの会場関係者の努力でレースを開催することができたと思います。
地球温暖化への対策も真剣に考えなければならないと思わせる5ヶ月でした。
さて、ブログはこれでしばらく「お休み」ということにはしません。
頻度は減ると思いますが、随時更新していきたいと思っています。たまにちらっとのぞきに来てください。お待ちしています。
2007年3月18日、スイス・レンツァハイデにて 田中慎一郎