クーシュベル・メリベル2023世界選手権が開幕しました。
トップタイムの口火を切ったのは女子アルペンコンビのSG、イタリアのフェデリカ・ブリニョーネでした。
ご覧のように絵の具をそのままぶちまけたような見事な青空。今週は日曜までメリベルもクーシュベルも晴天予報です。
今回は、悪天候で高速系の消化に苦労することが多い世界選手権では珍しい好天続きになりそうです。
2位にはララ・グート・ベラミ、3位にはラングリッド・モウインケルと続きましたが、イリカ・ステューヘック、テッサ・ウオーリー、アリス・ロビンソン、ソフィア・ゴッジャらも含め、この後のSLは出場しません。
SGの「テストラン」をすましたといったところでしょう。
ミカエラ・シフリンは+0.96秒の6位。十分金メダル圏内です。
この後、SLは現地14時30分、日本時間22時30分開始です!
追記:SLは1番スタートのフェデリカ・ブリニョーネがウェンディ・ホルドナーにつぐ2番手のタイムで逃げ切り自身初の世界選手権金メダルを手にしました。
銀はSLトップタイムのウェンディ、銅はオーストリアのリカルダ・ハッサーで自身初の銅メダル獲得です。
ミカエラ・シフリンはSLのゴール目前でコースアウト。無冠に終わった昨年の苦い北京オリンピックが頭をかすめたのは私だけではないでしょう。今日の「借り」は明後日のSGでメダルを獲ることで返すしかありません。
明日はクーシュベルで男子ACが行われます。
また本日6日、スイスのヤウンでFISレースSLが行われ、小山陽平10番、相原史郎15番スタートでしたが、共に1本目途中棄権に終わりました。