2021-22シーズンの開幕戦は19番スタートのローランド・ライツィンガーが1本目でトップに立ち、1秒以内に11人。そのうち4人は0.35秒以内につけ、2本目は大接戦の展開が予想されるます。
47番スタートの加藤聖五は2本目進出まで0.09秒及ばず、ライツィンガーから+2.11秒の33位で開幕戦を終えました。
次戦は12月のフランス・バルディゼールですが、こちらもセルデン同様、氷の急斜面が待っています。
かつて、その異常なほどの硬さに、「ミスターGS」テッド・リゲティさえも不満を口にしたことがあるほどの「ベルバルデ」ですが、その「難攻不落」のコースで2本目進出を大いに期待したいと思います。
あと30分ほどで2本目開始です!
大接戦となった2本目、勝ったのはマルコ・オーダーマット。ライツィンガーを逆転、-0.07秒上回ってセルデン初勝利、W杯通算5勝目をあげました。
写真はトップタイムを確認して声援に応えるオーダーマット。
これだけ見ると、コロナ禍前のW杯が戻ってきたかのようです。公式発表では9,800人の観客。こちらでは屋外でマスクする人はいませんでした。
表彰も以前の3人並びが復活。カメラマンは皆、大喜びでした。3位には+0.10秒でザン・クランジェック。ローランド・ライツィンガーはW杯初優勝まであと0.07秒でした。
マルコ・オーダーマット24歳、今季の主役として名乗りをあげました。今季は彼を中心に回るかもしれません。
上の写真はインスペクションで河野恭介コーチからアドバイスを受ける小山陽平。
67番スタート、自身初のセルデンは途中棄権に終わりました。
開幕戦の日本チームは男女とも成績なしという結果でしたが、それぞれの選手が次戦に活かせるものを得ているといいなと思います。
私も2年ぶりのセルデン、撮影を楽しめました。明日ミュンヘンでPCR検査を受けて明後日、帰国の便に乗ります。
あー、帰国後の隔離が怖い・・・笑