しばらくご無沙汰しておりました。
2021コルティナ世界選手権はずっとNHK BSで視聴しておりました。
加藤聖五の男子GS18位と安藤麻の女子SL10位は「期待を超えて大活躍してくれた」という思いでいるのは皆さんと同じではないでしょうか。
私は「現地で撮影していたらなー」と指を咥えて見ていましたが、現代人にとって未曾有のコロナ禍、感染予防のための「なるべく移動を控える」という社会の一員としての務めを果たすべく、じっと我慢しました。
写真は2014年10月セルデン開幕戦、W杯初出場の安藤麻です。
この2ヶ月後にはオーレでSLも初出場を果たします。
W-CUP初出場から19戦、2本目進出はなりませんでしたが、3年後の2017年10月セルデン開幕戦で自身20戦目にして初の25位、順位を記録します。
その2017-18シーズンは3回、翌2018-19シーズンは1回、2019-2020シーズンは5回、そして今シーズンはここまで5回、(うちセンメリングSLで自己最高15位)W-CUPで順位を記録しました。
そして先日終幕したコルティナ世界選手権ではGSは途中棄権したものの、SLでは快走をみせ10位。日本女子技術系種目の世界選手権最高位に輝きました。
日本のアルペンスキーファンを沸かせてくれたと思います。
この後の麻さん出場のW杯はスロバキア・ヤスナでのGSとSL、オーレでのSL、そしてW杯スタンディング25位まで出場できる最終戦レンツァハイデの3会場。
現在SLスタンディングは32ポイントの29位。2人いる24位は38ポイントと僅差なので最終戦も確実に射程内と言えます。
シーズンごとに確実にステップアップしてきている彼女、 世界選手権だけでなく、最終戦出場でさらにステップアップして欲しいところですね。
今季の渡欧は諦めた私は、先ほど阿寒に入りました。
今シーズン、最初で最後の「7連戦」の撮影で、なまった感覚を少し戻したいと思います。
明日の阿寒湖畔スキー場の最高気温はマイナス7℃の予報。寒そうですが頑張ります!