2016-17シーズンの開幕戦、セルデン女子GSは昨季の総合女王ララ・グートが2位ミカエラ・シフリンに1.44秒の大差をつけて連覇に向けて好スタートを切りました。
すいません、今日は開幕戦恒例のファンパレードが夕方5時から町中で行われ、町のメインストリートは交通がマヒ状態になるので、早めに宿泊のアパートに車で下ります。
この続きは、アパートの部屋で書きます。
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普段なら40分ほどの距離ですが、町中はすでにノロノロ運転が始まっており、1時間ほどかけて山から下りてきました。
さて、続きです。
2位には16番スタートからミカエラ・シフリン。1本目こそ1.42秒つけられましたが、2本目はララに続く4番手のタイムでした。
そして3位には自身初の表彰台、イタリアのマルタ・バッシーノ20歳。ワールドカップGS18戦目での表彰台です。
コースは氷でツルツルという状態ではなく、下地は硬いものの、柔らかな雪が程よく被さったグリップする雪質でした。そのおかげで急斜面も特に怖い思いをすることなく降りて行けました。
長谷川絵美選手はゴール後に場内インタビューを受けていましたが、「自分の滑りができなかった、ごめんなさい」とコメントしていました。4.78秒遅れの41位で2本目に進めず。
安藤麻選手も4.91秒遅れの42位。
ワールドカップ初出場となった石川晴菜選手も47位、5.55秒遅れでした。
3人とも悔しい思いをしたことでしょう。次戦GSは来月末のアメリカ、キリントンですので、この経験を無駄にしないようにして欲しいと思います。
明日は男子開幕戦。
リゲティ、ヒルシャー、パンテュロー、クリストッファーセン、ノイロイター、さあ、一体誰が勝つでしょう?
3月の最終戦でワールドカップ初優勝を遂げたファナラもいますしね。
成田秀将、石井智也の2選手にはそれぞれ初となるワールドカップ2本目進出を期待したいと思います。
2004年の開幕戦、佐々木明さんが24位となって以来、GSでワールドカップの順位を記録した日本選手はいません。12年の長いブランクにそろそろ終止符を打ってくれることを願います。