ビーバークリークで行われたワールドカップダウンヒル第2戦は、昨季、ウェンゲンのトレーニングランを最後に膝の再手術に踏み切り、シーズンをお休みしたアクセル・ルンド・スビンダルが勝利しました。
幾度も大きな怪我をしながら、再び表彰台の中央にカンバック。
「不死鳥」スビンダルがビーバークリークの空に羽ばたきました。これでワールドカップ通算33勝目です。
2位にベアト・フォイツ、3位に初の表彰台、ドイツのトーマス・ドレッセンでした。
須貝龍はスビンダルから+4.79秒の67位。一昨日からまた100分の2秒、トップと縮めてビーバークリークのレースを終えました。
次戦はイタリア、バルガルディナ。高速でバンピー、そして滞空時間の長いキャメルジャンプが待っています。
北米の2週間に渡る、初めての経験のワールドカップで疲れもあるでしょう。一旦、オーストリアのアパートに戻ってしっかりリフレッシュして欲しいと思います。
明日は今季のGS第1戦。ヒルシャーが2番、怪我から復帰のファナラが3番、パンテュロー7番、そして腰痛から復帰のリゲティが14番スタートです。
残念ながら日本からは誰も出場しません。
一方、カナダのレイクルイーズでは女子滑降第2戦が行われ、昨日3位のミカエラ・シフリンがとうとう、W-CUPダウンヒル初優勝を遂げてしまいました。
2位レーベンスブルグ、3位にDH初表彰台ミッシェル・ギジンでした。
リンゼイ・ボンは12位、ララ・グートとアンナ・ファイトは15位に終わりました。
明日はスーパーGが行われます。14番スタートのシフリンに注目です。