昨晩はラウターブルネンも雨ではなく雪が降りました。
今朝、ウェンゲンにあがると、もちろんコース内にも降ったばかりの新雪が積もっていました。
日本の大きな大会のように自衛隊を投入するような大規模なコース整備はこちらでは行われないので、「朝早くから除雪をがんばれば、レースできるのに」と思いながらも、「中止もありえるな」と覚悟しながらスタートからゴールまで「撮影インスペクション」を行いました。
スラロームコースはどうなっているかと思ったら、DHコースの後半部分にしっかりスタート台がつくってあり、本来のSLコースはご覧のよう。
通常、小屋の左が1本目、右側が2本目のコースとなりますが、もうこの段階でコースを造る気持ちは一切なし。苦笑
今年のウェンゲンSLはDHコースの下部、シルバーホーンジャンプをスタートとして行われます。
冒頭の写真は滑降トレーニングランのキャンセルが決まって、下りの登山電車に乗り合わせた右からダビデ・プワゾン、マニュエル・オズボーン・パラディス、トーマス・マルミロッド・ブロンダン。
そして、また撮影機会が一日減ってしまった、須貝龍選手。
インスペクションした感想は「このコースは足が最後までもつかどうかですね、恐怖感はあまりないです」とのことでした。
明日の午前中は陽が射す予報なので、なんとかトレーニングランが行われることを祈ります!
追記:私事ではありますが、明日14日より26日までキヤノンギャラリー札幌にて写真展が開催されます。私は在廊しておりませんが、お近くにおいでの際はぜひお立寄りください。
田中慎一郎写真展:ALPINE SKI WORLD CUP 1/100sec.