フェリックス・ノイロイターが今季、「本ちゃん」ワールドカップ初勝利をあげました。W-CUP通算3勝目です。
1本目ラップだったにもかかわらず、SL4連勝を逃したヒルシャーもしっかり2位表彰台。3位には「ミスターウェンゲン」ことイビッツァ・コステリッチが入りました。
そして佐々木明が今季初の2本目進出を果たし24位。昨年も2本目には残っていないので、一昨年のキッツビュール24位以来、2年ぶりでした。
これで7ポイントを獲得してWCSL(スターティングリスト)の60位以内に湯浅とともに2人入ったので、次戦のキッツビュールは国枠が1プラスされ、日本チームは3人出場が可能となりました。
ここまで2年あまり、2本目に進出できないという苦闘が続いていた明ですが、今日、ひとつの終止符を打てたのではないかと思います。
来週キッツビュールのスタート順はおそらく今日より番号は大きくなるとは思いますが、ぜひ2戦連続で成績を残して世界選手権にはずみをつけて欲しいと思います。
湯浅は1本目34位、2.62秒遅れで2本目に進めず。
私が撮っていたコース前半のところはスムーズに通過していったので、後半のどこかで失敗したのかと思いきや、特に大きな失敗はなかったようで、「あらあら、どうしちゃった?」という結果に終わりました。
やっぱりウェンゲンは鬼門ですね。
今季初の2本目進出できずで腰の状態も心配ですが、今月あと1戦、なんとかうまく乗り切って一旦帰国して英気を養ってほしいところです。
私は今晩はウェンゲンに一泊。明日、キッツビュールに移動します。
追記:同日オーストリアのキルヒベルグで行われたヨーロッパカップ
SL、大越龍之介は1本目途中棄権でした。