アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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クリストフ・インナーホッファーWengen初V W-CUP DH

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クリストフ・インナーホッファーがDH今季2勝目、ワールドカップ通算5勝目、ウェンゲンダウンヒル初優勝を遂げました。

2011ガルミッシュ世界選手権のSGゴールド、DHブロンズメダリストがその実力を発揮。今日の勝利でDH種目別2位となりました。

今日は雲の合間から太陽が顔を出すような微妙な天気で、撮影ポジションの選択に悩みましたが、冒頭の「いつもの」フントショフに決め、ひたすら背景が青空になることを祈りました笑。

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写真はインスペクションを行うインナーホッファー。シルバーホーンの肩越しから太陽が顔を出すのは、この2時間後くらい。一番左がアイガー峰です。

おかげさまで、冒頭の写真はなんとか背景は青。今年はシャンプが高く、滞空時間も約3秒ほど。

DHのときはいつも感じますが、「こいつらあほちゃうか?」と思いながら今日も撮ってました。笑(なぜか大阪弁 笑)

崖のような急斜面に飛び込んでいく、いや、ただただ落下していくフントショフのシャンプは今年も超ド迫力でした。

たぶん、ワールドカップDHレーサーの頭のネジは何本も抜けてるはずです。笑

今日でインナーホッファーに52ポイント差に迫られたDHレッドビブのスビンダルはフントショフ手前までラップタイムを出しながら、このジャンプの着地直後に転倒。f:id:shinfotograf:20181122190628j:plain

ネットに突っ込みましたが、このあと元気にすぐ立ち上がって手をあげて「大丈夫!」と観客に応えました。ケガがなくて本当によかったです。

昨日のテッド・リゲティもそうですが、今日のアクセルもポイントなしは大きな痛手。総合チャンピオン争いでヒルシャーをリードするにはぜひとも高ポイントを奪っておきたいところでした。

2人とも、このウェンゲンの失敗が後々大きく響いてくるかもしれません。

さて、明日はSL。

昨日、ラウターブルネンの駅で湯浅に会いましたが、右肘は抜糸が終わり、自由に動かせるようになっていました。

昨年、スタート直後の転倒で右膝裏を捻挫した湯浅の雪辱と、明の今季初の2本目進出を期待しましょう!

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写真は表彰台で「ヒャッホー」と喜んだインナーホッファー。