2012-13ワールドカップSLの開幕戦はレビを得意とするマリア・ホフ・リシュが逆転でワールドカップSL通算9勝目をあげました。
とにかく、このレビのコースが得意な彼女、2009年に続きレビで3勝目。一昨年は2位、2008年は3位と表彰台をはずしたことがありません。
2位には1本目ラップで地元の期待を一身に集めたターニャ・プウティアイネン。惜しくも2004年以来2度目の地元優勝はなりませんでした。
そして3位はアメリカの17歳、ミカエラ・シフリン。昨年12月のリエンツSLに続き2度目の表彰台です。
撮影はおなじみイタリア人カメラマン、ジオことジョバーニです。
今日は一日中、曇天で小雪がわずかに舞っていましたが、コース状況は良好。つるつるではなくグリップする雪でしたが、ほとんど掘れる箇所がありませんでした。
日本チームは32番で長谷川絵美選手が出場。1本目終わって少し話が聞けたのですが、彼女曰く、「練習不足です」。
私の見た限りでも急斜面の入り口から身体が動いておらず、少し動きが遅かったように感じました。
そう言う私に彼女も「スタートからリズムに乗れなかった」と悔やんでいました。
39番スタートの星瑞枝選手は急斜面が終わった直後の緩斜面でポールをまたぎ、途中棄権。
私が見た彼女のワールドカップの滑りのなかでは一番良かったという印象でした。
「さあ、ここからゴールまで攻めるぞ!」という身体のギアチェンジの動きが見えた直後の片反だっただけに悔やまれるところでした。
彼女は「まだ緩斜面で切れ上がりすぎている」と語っていましたが、今シーズン初戦で勢いのある滑りをできたことは自覚できているようでした。
http://ameblo.jp/skigirl-mizue/entry-11401358144.html
自身のブログでも悔しさを語っています。
2人とも次戦のアスペンではぜひ好結果を出してほしいと思います。
さて、明日は男子SL開幕戦。